「工事不要ですぐにインターネットを使いたいけど、どうすればいいの・・?」
インターネット回線と言えば光回線が主流です。しかしながら、光回線を利用するには開通工事が必要です。
工事には2週間~1ヶ月ほどかかりますし、繁忙期には2ヶ月以上待つことも。
そのため、すぐにインターネットを利用したい場合は、工事不要WiFiであるポケットWi-Fiかホームルーターがおすすめです。
この記事では、工事不要で使えるおすすめのインターネット回線について詳しく解説していきます。ぜひ、参考にして下さいね。
2023年12月のホームルーターの総合比較が気になる人は、以下の記事をご参考に。

目次
工事不要で使えるインターネット回線は2種類
現在主流なインターネット回線は大きく分けて固定回線(光回線)とWi-Fiサービスの2種類に分かれます。
光回線をはじめとする固定回線は基本的に開通工事が必要です。対して、Wi-Fiサービスなら開通工事が不要です。
ルーターの電源を入れるだけですぐにインターネットを利用できます。Wi-Fiサービスはさらに、
- ポケットWi-Fi
- ホームルーター
の2つに分かれます。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
自宅で使う置き型WiFi「ホームルーター」
ポケットWi-Fi同様、ホームルーターも工事不要でルーターの電源を入れるとすぐに使えます。据え置き型なので、ポケット型WiFiより電波を掴みやすいのが特徴です。
工事不要のWiFiでも、通信品質にこだわりたい人にはおすすめ。有線LAN接続も可能となっています。
デメリットは、あくまでも無線LANサービスなのでポケットWi-Fiと同じく安定性では光回線に劣ります。また、ポケットWi-Fiと違って持ち運びができません。
ホームルーターは自宅で使う人専用です。外出先でもネットを使いたい人には向かないので注意しましょう。
月額料金は4,000円台後半ですが、キャンペーンを活用すればさらに安く使えます。
また、同時接続台数が非常に多いため、一人ではなく家族用のネット回線を探している人にも向いていますよ。
ホームルーターが向いている人
- ポケットWi-Fiより安定した通信品質を求める
- 自宅で使う据え置き型のWiFiを探している
- 2人以上の人数でネットを利用したい
どこでも持ち運びできる「ポケットWi-Fi」
モバイルルーター型のポケット型WiFiは、持ち運びできるので外出先でもインターネットを利用できます。自宅はもちろん、カフェや新幹線などでも場所を選びません。
引っ越しの際も、手間がかからないのがメリット。一人暮らしや単身赴任中の方などはピッタリです。
月額料金は3,000円台後半~4,000円台前半が一般的です。5,000円前後が相場の光回線と比べると月額料金は安くなります。
ポケット型WiFiが向いている人
- 外出先でもネットを使いたい
- 引っ越しの予定がある
- 1人用のネット回線が欲しい
ポケット型WiFiはさらに回線の種類が分かれる
ひとくちにポケットWi-Fiといっても、いくつか種類が分かれます。
ポケットWi-Fiの種類
速度 | 安さ | 安定性 | |
---|---|---|---|
WiMAX | ◎ | ◯ | ◎ |
キャリアの ポケット型WiFi |
◎ | △ | ◎ |
ワイモバイルの ポケット型WiFi |
◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイルの ポケット型WiFi |
◯ | ◎ | ◯ |
クラウドWiFi | △ | ◎ | ✕ |
最もバランスが取れているのが、UQコミュニケーションズが手掛けるWiMAXです。ドコモやauなど大手キャリアのポケット型WiFiに匹敵する回線の品質を保ちつつ、月額料金がお得です。
WiMAXは、プロバイダを経由して申し込むことで月額割引やキャッシュバックを活用できます。
また、近年人気が急浮上してきたのが楽天モバイルが提供するポケット型WiFiです。安定した速度を保ちつつ、従量制で決まる無駄のない料金プランが魅力です。
初期費用と解約金がかからないのも、楽天モバイルが人気の理由となっています。
その他、多くの企業が参入しているクラウドWiFiも見逃せません。クラウドWiFiは大手キャリアの回線を利用するポケットWi-Fiサービスです。
大容量プランを安く利用できます。クラウドWiFiは、通信品質はあまり良くないので利用するなら用途が軽いライトユーザーがおすすめです。
賃貸マンションでもOK!工事不要WiFiのメリットは手軽さ
工事不要WiFiのメリットは何と言っても手軽さです。開通工事が必要な光回線だと、最長で2ヶ月ほど待つことがあります。
また、工事は屋外と宅内の2回必要で、どちらも立会必須です。賃貸の人は、管理人に工事の許可(ビス穴の問題など)を取る必要があったりと、とにかく面倒です。
対して、工事が要らないホームルーターやポケット型WiFiなら、端末が届いたその日から利用OK。工事が無いため、賃貸マンション・アパートの人は特に重宝したいところ。
難しい設定も不要で、端末の電源を入れればすぐにWi-Fiを使用できます。
注意したい!工事不要WiFiのデメリットは安定感の無さ
工事不要WiFiのデメリットは、無線通信ゆえに安定感に欠けること。物理的にケーブルで繋がっている光回線と比べて、やはり速度は安定しにくいです。
一応、ホームルーターもポケット型WiFiも有線接続は可能なのですが、大本の受信電波が無線となるのは変えられません。
イメージとしてはスマホに近いでしょうか。スマホを利用中、さっきまで快適だったのに急に遅くなることがあると思います。
工事不要のWiFi(特にポケット型WiFi)では、それと同じ状況になりやすいです。最高品質の通信環境を求めるなら、光回線には敵わないといったことを覚えておきましょう。
工事不要WiFiのおすすめランキング
工事不要のおすすめWi-Fiサービスは以下の通りです。
- ドコモhome5G
- GMOとくとくBB WiMAX
- 楽天モバイル
- ソフトバンクエアー
- THE WiFi
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ドコモhome5G
月額料金 | 4,950円 |
---|---|
実質月額 | 4,552円 |
データ通信量 | 無制限 |
契約期間 | なし |
スマホセット割 | ドコモ |
端末代 | 実質無料 |
全ホームルーターで最速
ドコモ home 5Gが他のホームルーターに勝る最大のポイントが通信速度です。ドコモ home 5Gの平均速度は180Mbpsを上回っています。
この速度は、ホームルーターに限らず無線通信のネットサービス(ポケット型WiFiなど)の中では最速クラス。高画質で動画を楽しみたい人やテレワークの環境を導入したい人には心強いです。
ドコモ home 5Gの平均速度
時間帯 | 平均速度(Mbps) |
|
---|---|---|
下り | 上り | |
朝 | 281.59 | 26.46 |
昼 | 198.67 | 21.03 |
夕方 | 181.13 | 19.40 |
夜 | 147.21 | 18.46 |
深夜 | 233.23 | 23.71 |
※データ参照元:みんそく
あくまで理論値ですが、ドコモ home 5Gの端末(home 5G HR01)は最大4.2Gbpsのスピードを誇ります。
さすがに実効速度でこの速度は出ませんが、今後の5G技術向上に連れて実測値でもギガ速に近づいていくでしょう。
ドコモのギガプランは最大1,100円割引(家族適用OK)
ドコモhome5Gは、ドコモユーザーの人には特におすすめです。その理由は、最大1,100円のセット割を適用できるから。
home5G セット割
スマホプラン | 割引額 |
---|---|
5Gギガホ プレミア ギガホ プレミア 5Gギガライト(ステップ3・4) ギガライト(ステップ3・4) |
1,100円 |
5Gギガライト(ステップ1) ギガライト(ステップ2) |
550円 |
- ステップ1:~1GB
- ステップ2:~3GB
- ステップ3:~5GB
- ステップ4:~7GB
対象となるのはギガプランの人。現在のドコモの主流プランなので、多くの人が該当するはずです。
なお、home5G セット割は最大20回線まで適用OK。同居中の家族はもちろん、離れて暮らす家族も対象です。
実家の両親や単身赴任中の夫、一人暮らし中の子供なども割引を受けられます。例えば家族5人でドコモのギガプランを利用しているなら、毎月5,500円もの割引額です。
家族でドコモのスマホを利用している人は、ドコモhome5Gの導入で家族全体のスマホ代が安くなります。
解約金と端末代金がかからない
ドコモhome5Gは契約縛りや最低利用期間が設定されていません。いつでも解約金なしで解約可能です。
そのため、2~3年の契約縛りがある他のホームルーターと比べて気軽に契約できます。また、端末代金も月々サポートにより実質0円になります。
月々サポート1,100円×36カ月割引(39,600円還元)
※端末代金は39,600円
ドコモhome5Gの端末代金は39,600円と高額なのですが、月々サポートにより最終的には0円に。
注意点として、月々サポートは3年かけて端末代金を相殺するため3年以内に解約すると端末代が0円になりません。十分に注意しましょう。
18,000円還元の窓口あり
ドコモhome5Gはドコモ本家で契約するより、お得な契約窓口があります。それがGMOとくとくBBの特設ページです。
2023年12月現在、GMOとくとくBBを経由することで、18,000円のAmazonギフト券を貰えます。適用条件は特設ページから申し込むだけ。ドコモhome5Gのプラン内容や解約条件はまったく変わらないので、シンプルに貰わないのは損ですよ。

GMOとくとくBB WiMAX
月額料金 | 4,444円 |
---|---|
実質月額 | [GMOとくとくBBの実質月額] |
データ通信量 | 無制限 |
契約期間 | 3年 |
スマホセット割 | au・UQモバイル |
端末代 | 無料 |
豪華なキャンペーンでとにかく安く使える
GMOとくとくBBは豪華なキャンペーンを多数実施しています。キャンペーンを含めた実質料金は数あるWiMAXプロバイダの中でも最安クラスです。
キャンペーンの内容は時期によって変わります。2023年12月現在に実施されているキャンペーンは以下の通りです。
- 最大23,000円のキャッシュバック
- 37,488円相当の月額料金割引
- プラスエリアモード利用料(月額1,100円)が無料
他社から乗り換えると23,000円、完全新規の申し込みでも14,000円のキャッシュバックをもらえます。さらに月額料金割引特典により1~2ヶ月目は3,223円、3~36ヶ月目には913円の割引を受けることが可能です。
WiMAXをとにかく安く使うならGMOとくとくBB一択でしょう。
最新端末も0円で購入できる
GMOとくとくBBでは端末を無料で購入できます。WiMAX +5G対応端末の価格は21,780円なので、これだけで2万円以上の特典を受けられる計算です。
端末代がかからないので、初期費用をグッと抑えられます。
最短即日発送ですぐに使える
GMOとくとくBBは最短で申し込んだその日のうちに発送されます。平日15時30分、土日祝日14時までの申し込み完了で即日発送です。
平日に即日発送してくれるポケット型WiFiは他にもありますが、土日や祝日も即日発送してくれるポケット型WiFiはあまりありません。
出来るだけ早く利用開始したい人にもおすすめです。
大手プロバイダが運営するので安心
GMOとくとくBBはGMOインターネット株式会社が運営しています。
ポケット型WiFi(とくにクラウドSIM)は運営実績の乏しいベンチャー企業が運営しているものが多く、突然サービス内容が改悪されることも珍しくありません。
対して、GMOインターネット株式会社は20年以上のプロバイダ運営実績がある大手です。信頼性が高いので、安心して利用できますよ。

5G CONNECT
実質月額 | 2年契約:4,500円 縛りなし:5,250円 |
---|---|
データ通信量 | 無制限 |
実効速度 | 46.39Mbps |
契約期間 | なし/2年 |
スマホセット割 | なし |
端末代 | 2年契約:月1,350円※割引で実質0円 縛りなし:0円 |
3カ月を過ぎれば期間無しで解約OK
5G CONNECTは短期間だけWiMAXを使用したいニーズに応える次世代のサービスです。縛りなしプランの場合、3カ月を過ぎればいつ解約しても違約金がかかりません。
3ヵ月過ぎれば縛りなし
2年縛りなどを避けたい人にとっては、非常に重宝できるサービスです。
最新端末が無料で格安の2年プランも選べる
5G CONNECTは端末が購入ではなくレンタルとなります。レンタル料はかからず、最新の5G対応端末を利用可能です。
料金プランは、3カ月を過ぎれば自由に解約できる通常プランに加えて2年契約プランも利用可。
2年契約なら通常5,250円の月額料金が4,500円に。
途中解約すると、4,500円の違約金がかかりますが、毎月の料金が安くなるため長期利用を想定しているなら2年契約がお得です。
30日間無料でお試し可能
5G CONNECTは30日間の無料お試しサービスあり。仮に、WiMAX回線が入りにくい地域だったとしても、リスクなしで解約できるため安心です。
注意点として、20GB以上使用してしまうと無料お試しの対象外となるため気を付けましょう。逆に言えば、20GB以内ならたっぷりと試せます。
もし不満があれば、返品の発送日時が30日以内なら無料で解約が可能です。事務手数料・送料・端末代もかかりません。

楽天モバイル
月額料金 | 3,278円 |
---|---|
データ通信量 | 無制限 |
契約期間 | なし |
スマホセット割 | なし |
端末代 | 無料 |
楽天回線エリアなら月額3,278円でデータ通信使い放題
楽天モバイルは月額3,278円という安さでデータ通信が使い放題です。キャンペーンを含めた実質料金ではなく、通常の月額料金がこれだけ安い無制限のポケット型WiFiは他にありません。
データ通信を無制限に使えるのは楽天回線エリア内のみです。パートナー回線エリアでは月5GBまでしか使えません。
対応エリアの狭さはデメリットですが、それを考慮しても月3,278円でデータ使い放題は破格の安さです。
従量制プランなのでデータ通信を使わない月も無駄がない
楽天モバイルは利用したデータ容量に応じて料金が変動する従量制プランです。データ通信をあまり使わなかった月は月額料金が安くなります。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GBまで | 0円 |
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
月によってデータ容量にばらつきがある人でも損しないのがメリットです。例えば18GBしか使わなかった月は2,178円で済みますし、20GBを超えた月は3,278円で使い放題になります。
1GB未満だった場合は月額料金が一切かかりません。予備の回線として保有しておくのにもピッタリです。
契約縛りなしでいつでも解約できる
楽天モバイルには契約縛りが一切ありません。最低利用期間もないため、いつでも好きなタイミングで解約できます。
数週間~1ヶ月程度の短期間だけポケット型WiFiを使いたい人にもおすすめです。
海外でも無料で使える
楽天モバイルは海外でも月2GBまで無料で利用できます。使えるデータ容量は多くありませんが、海外でも無料で使えるのは大きなメリットです。
大容量は不要なので、海外でも格安でインターネットを使いたい人に向いています。

ソフトバンクエアー
月額料金 | 5,368円 |
---|---|
実質月額 | 2,982円 |
データ通信量 | 無制限 |
契約期間 | 2年 |
スマホセット割 | ソフトバンク ワイモバイル |
端末代 | 実質無料 |
ソフトバンクとワイモバイルの人は1,100円以上の割引あり
ソフトバンクかワイモバイル ユーザーの人は、おうち割光セットが適用されてスマホ代が安くなります。
おうち割光セット
- ソフトバンク: 永年1,100円割引
- ワイモバイル :永年1,188円割引
ソフトバンクは、一部のプランを除けば1,100円の割引を受けられます。一時的ではなく永年無料なのが嬉しいポイント。
また、ワイモバイルユーザーの人も、ソフトバンクとほぼ同額の割引を適用できます。
プランSで割引を適用すれば月額990円です(家族割とは併用できないが、おうち割の方がお得)。
なお、おうち割光セットは契約者だけでなく家族にも適用できます。4人家族なら、毎月4,400円以上の割引に。
家族に適用する場合でも、ソフトバンクエアーの契約は一つで構いません。

他社の違約金を最大10万円まで免除してくれる
現在、他社の光回線やポケット型WiFiを利用している人は、解約時に伴う費用を最大10万円まで還元してくれます。
還元額
- 光回線:最大100,000円
- モバイルルーター(ポケット型WiFi):最大42,000円
申請方法は、ソフトバンクエアーに契約したあとに他社の違約金の金額が確認できる証明書を専用ページにアップロードするだけです。違約金の他に撤去工事費も還元の対象となります。
還元方法は普通為替で手続きしてくれるため、キャッシュバックと考えていいでしょう。通常、違約金と撤去工事費が10万円を超えることはないので、実質全額免除と言えるサービスです。
最安の契約窓口(モバレコエアー)なら実質月額3千円以下
ソフトバンクエアーの契約窓口は、
- ソフトバンク公式
- モバレコエアー
- ソフトバンクエアーの代理店
のいずれかに分かれます。この中で、最もお得にソフトバンクエアーを利用できるのがモバレコエアーです。
モバレコエアーはソフトバクエアーのアライアンスモデルという位置づけですが、使用する端末や回線はまったく同じです。実際に料金比較してみましょう。
ソフトバンクエアーの窓口比較
ソフトバンク公式 | モバレコエアー | ソフトバンクエアーの 代理店※ |
|
---|---|---|---|
月額料金 | 24ヶ月目まで:4,180円 25ヶ月目以降:5,368円 |
1~2カ月:2,167円 3~24カ月:3,679円 25ヵ月目以降:5,368円 |
24ヶ月目まで:4,180円 25ヶ月目以降:5,368円 |
キャッシュバック | 10,000円 | 17,000円 | 30,000円 |
実質月額 (2年) |
3,900円 | 2,982円 ※最安 |
3,067円 |
※最安の代理店「NEXT」「エヌズカンパニー」で比較
ご覧の通り、モバレコエアーが最安です。
ソフトバンクエアーの代理店は30,000円もの高額キャッシュバックがあるため一番お得に見えるのですが、モバレコエアーと比べて月額割引が劣っています。
そのため、トータルの総支払額ではモバレコエアーより高くなってしまいます。
ソフトバンク公式はさらに損をする契約窓口となっており、モバレコエアーと比べて実質月額で毎月1,000円も損をする計算に。
以上の結果から、ソフトバクエアーを最もお得に契約したいならモバレコエアー一択となります。

THE WiFi
月額料金 | 3,828円 |
---|---|
実質月額 | 3,073円 |
データ通信量 | 100GB |
契約期間 | 2年 |
スマホセット割 | なし |
端末代 | 無料 |
100GBのポケット型WiFiとしては最安級(2年間利用する場合)
100GBのポケット型WiFiを2年間利用する場合、THE WiFiの100GBプランは業界最安クラスです。
月額料金は3,828円と特別安いわけではありません。しかし、キャンペーンにより4ヶ月間は月額料金が0円になります。さらに初期費用も1,100円割引されます。
2年間のトータル料金では100GBのポケット型WiFiの中でも最安クラスです。100GBのポケット型WiFiを2年間利用するならTHE WiFiがおすすめです。
なお、2年よりも長く使う場合はモンスターモバイルなど他のポケット型WiFiが安くなるケースもあります。
従量制プランがあるのでデータ容量にばらつきがあっても損しない
THE WiFiは月100GBのプランだけでなく、従量制の「THE WiFi Fit」も用意されています。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GBまで | 1,298円 |
5GBまで | 1,628円 |
20GBまで | 2,068円 |
40GBまで | 2,596円 |
100GBまで | 3,960円 |
実際に利用したデータ容量に合わせて変動するため無駄がありません。月によってデータ容量にばらつきがある人におすすめです。
なお、THE WiFi Fitの100GBの料金は通常の100GBプランより割高に設定されています。毎月40GB以上利用する場合は100GBプランがお得です。
端末は最短即日で発送される
THE WiFiは平日正午までに申し込むと、申し込んだ当日中に発送してくれます。最短で申し込んだ翌日にはインターネットの利用が可能です。
急なテレワークなどで、すぐにインターネット環境が必要な人にも向いています。

オンラインゲームで使える工事不要WiFi
大前提として、工事不要WiFiはオンラインゲームには向きません。その理由は、応答速度を示すPing値が高いからです。
ApexなどFPS系のゲームではPing値20以下が理想です。しかし、無線通信のWi-Fi接続だとPing値は50を超えてしまいます。
遅すぎて話にならないわけではありませんが、光回線のプレイヤーと比べて不利になることは頭に入れておきましょう。
なお、FPS以外のゲームジャンルなら工事不要WiFiでも気にする必要はありません。
以上を踏まえて、最もゲームユーザーにおすすめしたいのがホームルータータイプのドコモhome5Gです。理由はずばり、Wi-Fiとは思えないほどの速さを誇るからです。
速度比較
ホームルーター | 平均速度 |
---|---|
ドコモhome5G | 185.52Mbps |
WiMAX | 46.39Mbps |
ソフトバンクエアー | 59.24Mbps |
auホームルーター | 52.53Mbps |
ご覧の通り、ドコモhome5Gが圧倒的な速度です。有線接続に匹敵するほどのスピードとなっています。
なお、ポケット型WiFiについてはホームルーターと比べて安定感が落ちるため、ゲームには不向きです。思いっきりゲームを楽しみたいなら、据え置き型のホームルーターがベストですよ。
工事不要WiFiを選ぶときのポイント3つ
- 据え置き型か持ち運びしたいか決める
- 料金だけでなく通信品質を考慮する
- 特典などを考慮した実質料金に着目する
据え置き型か持ち運びしたいか決める
まず、据え置き型のホームルーターか持ち運びできるポケット型WiFiか選びましょう。
自宅で利用することを想定しているならホームルーターがおすすめです。ポケット型WiFiと比べて、ホームルーターの方が安定感があるためです。
自宅だけでなく、外にネット環境を持ち運びたいならポケット型WiFiを選びましょう。ホームルーターより少し速度は落ちますが、エリア内ならどこでも使用できる利便性が魅力です。
料金だけでなく通信品質を考慮する
最も気になるのが料金だと思いますが、通信品質も考慮しておきましょう。通信品質が高いのは、ホームルーターです。
ホームルーターの中でも最高品質なのが、ドコモhome5Gとなっています。ドコモhome5Gは、キャリアの中で最も優秀と言われるドコモ回線を使用しています。
ポケット型WiFiなら、WiMAXの通信品質が良好です。
WiMAX以外のポケット型WiFi(ほとんどがクラウドWiFi)は、キャリアから回線を借りて運用する関係上、帯域制限を受けてしまい速度が低下しやすくなっています。
用途が軽いライトユーザーならそこまでこだわらなくていいのですが、動画やゲームも楽しみたいなら通信品質を重視したほうがいいですよ。
特典などを考慮した実質料金に着目する
実質料金とは、月額基本料金に初期費用や端末代金を加えて、そこからキャッシュバックや月額割引の特典を引いた金額を意味します。
実際の支払い額を示すため、掲示されている月額料金よりも重視すべきです。
例えば、GMOとくとくBBは月額料金が4,444円とポケット型WiFiの中では安くはありませんが、実質月額は[GMOとくとくBBの実質月額]となっています。
工事不要WiFiに関するよくあるQ&A
設定はコンセントに挿すだけ?
工事不要WiFiは、ホームルーターとポケット型WiFiに分かれます。
ホームルーターに関しては、電源が必要となります。通常の電源ケーブルなのでコンセントに挿すだけでOKです。
設定も自動なので、特にやることはありません。
ポケット型WiFiなら、何も設定は要りません。一部、SIMカードの差し込みが必要な場合はありますが、設定は自動であることがほとんどです。
データ容量は無制限?
データ容量は、サービス会社によって容量が異なります。データ無制限を利用したいなら、WiMAXかホームルーターを選びましょう。
WiMAXは以前は3日で15GB以上使うと速度制限のルールがありましたが、現在は撤廃されています。
データ無制限なら、オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロードといった用途に便利です。
一人暮らしだと何がおすすめ?
一人暮らしなら、自宅用にこだわりがない限り外に持ち運べるポケット型WiFiがおすすめです。同居人がいないので、ネット環境を外に持ち出しても困る人はいません。
ポケット型WiFiはいくつかの種類に分かれますが、特にこだわりがなければ料金と通信品質のバランスが取れたWiMAXがおすすめです。
スマホのテザリングで代用できる?
ここまで、工事不要のネット回線ではポケットWi-Fiとホームルーターを紹介してきました。このほかにもデータ無制限のスマホキャリアでテザリングを使う方法があります。
おすすめなのが楽天モバイルです。楽天モバイルは月間のデータ容量が無制限です。速度も平均で40Mbpsを超えており十分に速いです。
テザリングでもポケット型WiFi代わりになりますし、一人暮らしなら自宅の固定回線代わりにも使用できます。
まとめ
ポケットWi-FiやホームルーターといったWi-Fiサービスは開通工事が不要です。ルーターが届いたら電源を付けるだけですぐにインターネットを利用できます。
テレワークなどで急にインターネット回線が必要になった人や、何らかの事情で開通工事ができない人におすすめです。
Wi-Fiサービスは複数あるため、どれにすればいいか迷うかもしれません。迷った時は、ドコモhome5GやWiMAXなど通信品質の優れたサービスを選ぶと、あとから後悔しにくいです。
いずれも工事不要ですぐに使えます。発送スピードも速いので、とにかく早くインターネット回線を使いたいときに便利ですよ。