とくとくBB ホームWi-Fiは光回線やWiMAXのプロバイダとして知られるGMOとくとくBBが展開する新しいホームルーターサービスです。
開通工事や複雑な設定は不要で、コンセントに挿すだけですぐに使えます。
安定した運営実績のあるGMOとくとくBBならではの安心感と、高額なキャッシュバックを始めとする豪華な特典が魅力です。
本記事ではとくとくBB ホームWi-Fiの特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説します。とくとくBB ホームWi-Fiの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
話題のホームルーター「とくとくBB ホームWi-Fi」とは?
とくとくBB ホームWi-FiはGMOインターネットグループ株式会社(GMOとくとくBB)が2023年10月18日にスタートしたホームルーターサービスです。
ホームルーターはドコモやソフトバンクなどの大手キャリア、その他のWiMAXプロバイダも続々とサービスをスタートさせていますが、とくとくBB ホームWi-Fiにはどのような特徴があるのでしょうか。
まずはとくとくBB ホームWi-Fiのサービス概要を見ていきましょう。
工事不要でコンセントに挿すだけの置くだけWi-Fi
とくとくBB ホームWi-Fiはコンセントに挿すだけでインターネットに繋がる「置くだけWi-Fi」です。
スマホと同じようにモバイルデータ通信を利用してインターネットに繋がるため、光回線などの固定回線と違い開通工事の必要がありません。
端末を受け取ったその日からすぐにインターネットを利用できます。
固定回線の開通工事ができない賃貸住宅に住んでいる場合や、テレワークなどですぐにインターネット環境が必要な人におすすめです。
下り最大4.2GbpsのWiMAX 5Gサービス
とくとくBB ホームWi-FiはUQコミュニケーションズの「WiMAX +5G」サービスを利用します。
WiMAX 2+回線に加えてauの4G LTE/5G通信に対応しており、下りの最大通信速度は4.2Gbpsと驚異的です。
5G対応エリア内であれば、光回線並みの高速通信が使えます。ホームルーターでも、できる限り通信速度を重視したい人におすすめです。
データ容量は無制限で使い放題
とくとくBB ホームWi-Fiはデータ容量が無制限で使い放題です。動画視聴やゲーム、ビデオ会議なども思う存分利用できます。
ただし、速度制限が全くないわけではありません。
とくとくBB ホームWi-Fiの速度制限
- 一定期間内に大量のデータ通信を使うと混雑する時間帯に速度制限がかかることがある
- プラスエリアモードを30GB以上使うと当月末まで最大128kbpsに制限
プラスエリアモードは通常時(スタンダードモード)より広いau 4G LTE/5Gエリアを利用できるモードです。
スタンダードモードより繋がりやすくなり通信速度も向上しますが、月30GB以上使うと速度制限がかかるので注意しましょう。
プラスエリアモードの速度制限は、あくまでもプラスエリアモードのみ対象です。スタンダードモードに戻せば、通常の速度でデータ通信が使えます。
スタンダードモードも、一定期間内に大量のデータ通信を使うと混雑する時間帯に速度制限がかかることがあります。
とはいえ、具体的にどれくらい使えば速度制限にかかるかは明言されていません。
常識的な範囲内であれば速度制限にかかることはないため、スタンダードモードは無制限に使い放題と思っておけば良いでしょう。
最新のWiMAX端末「HOME 5G L13」を利用できる
とくとくBB ホームWi-Fiでは最新のWiMAX端末「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13(以下、HOME 5G L13)」を利用できます。HOME 5G L13のスペックは以下の通りです。
HOME 5G L13のスペック | |
---|---|
端末代 | 27,720円 (770円×36回) |
寸法 (幅×高さ×厚さ) |
約W100×H207×D100㎜ |
重量 | 約635g |
対応通信方式 | 5G(Sub6)/4G LTE/WiMAX 2+ |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大接続台数 | 32台 |
有線LANポート | 2つ |
WiMAX 2+とauの4G LTE/5Gに対応し、下り最大4.2Gbpsという高速通信を実現しています。WiMAX対応のホームルーターとしては最高クラスのスペックです。
本体背面に有線LANポートが2つあるため、パソコンやゲーム機などを有線で接続できます。
安定感を重視する人はもちろん、無線接続に対応しない機種でインターネットを利用したい人にもおすすめです。
とくとくBB ホームWi-Fiの料金プランとセット割
ホームルーターを利用する際は料金プランも気になりますよね。とくとくBB ホームWi-Fiは月額料金が定額で安心ですし、auやUQモバイルとのセット割でスマホ代もお得です。
ここでは、とくとくBB ホームWi-Fiの料金プランとセット割について解説します。
月額4,928円で値上がりなしの定額
とくとくBB ホームWi-Fiの月額料金は4,928円です。ホームルーターサービスとしては標準的な月額料金ですが、定額なので途中から値上がりしません。
いつでも、誰でも月額4,928円で利用可能です。詳しくは後述しますが、キャッシュバックなどのキャンペーンを利用することで実質負担額を下げられます。
auかUQモバイルの人は最大1,100円引き
auユーザーまたはUQモバイルユーザーがとくとくBB ホームWi-Fiを利用すると、セット割でスマホ代が最大1,100円割引されます。
セット割対象 | セット割名 | 割引額 |
---|---|---|
au | auスマートバリュー | 最大1,100円 |
UQモバイル | 自宅セット割 | 最大1,100円 |
auスマートバリューはauユーザー向けのセット割です。
使い放題MAX 5Gやauマネ活プランなどの使い放題プランなら月額1,100円、スマホミニプランなどのライトユーザー向けプランなら月額550円の割引を受けられます。
自宅セット割はUQモバイルユーザー向けのセット割です。現行のトクトクプラン/ミニミニプランは月額1,100円、旧プランであるくりこしプラン +5Gは最大858円の割引を受けられます。
どちらもとくとくBB ホームWi-Fiの契約1つにつき、最大10回線まで適用可能です。例えば家族5人でauを利用しているなら、家族全体で毎月5,500円割引されます。
au/UQモバイルユーザーがホームルーターを使うなら、セット割を受けられるとくとくBB ホームWi-Fiがおすすめです。
最低利用期間は2年で違約金は0円
とくとくBB ホームWi-Fiの最低利用期間は2年ですが、違約金は設定されていません。いつ解約しても、違約金は0円です。
ただし、途中で解約するとキャッシュバックを受け取れなかったり、端末代が無料にならなかったりします。
キャッシュバックなどの条件は後ほど詳しく解説しますが、最低でも1年は利用するつもりで契約してください。
端末代金は3年以上の利用で実質0円
とくとくBB ホームWi-Fiの端末代は27,720円です。しかし、3年(36ヶ月)利用すると割引により端末代が実質無料になります。
- 端末代:770円×36回
- 月額料金割引:-770円×36回
- 端末代の実質負担額:0円
3年以内に解約すると、それ以降は割引を受けられません。端末代の残債を支払う必要があるため、端末代を0円にしたい場合は3年以上利用してください。
途中解約しても端末代金の残債は他社より安い
とくとくBB ホームWi-Fiを3年以内に解約すると端末代の残債が発生しますが、他社に比べるとそこまで高くありません。
実際に、主要なホームルーターサービスの端末代を比較してみましょう。
サービス名 | 端末代 | 支払い回数 |
---|---|---|
とくとくBB ホームWi-Fi | 27,720円 | 36回 |
ソフトバンクエアー | 71,280円 | 一括/12回/24回/36回/48回/60回 |
ドコモ home 5G | 71,280円 | 一括/12回/24回/36回 |
ソフトバンクエアーもhome 5Gも、3年以上利用すると端末代が実質無料になります。しかし、端末代はとくとくBBホームWi-Fiの2倍以上です。
例えば18ヶ月目で解約する場合、とくとくBBホームWi-Fiは13,860円で済みます。一方、ソフトバンクエアーやhome 5Gは35,640円と高額です。
途中で解約する可能性があるなら、端末代が安いとくとくBBホームWi-Fiを検討しても良いでしょう。
とくとくBB ホームWi-Fiの最新キャンペーン
とくとくBB ホームWi-Fiでは最大50,000円のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを実施しています。
キャッシュバックを受け取って、よりお得にとくとくBB ホームWi-Fiを利用しましょう。
誰でも20,000円のキャッシュバックを受け取れる
とくとくBB ホームWi-Fiを申し込むと、誰でも20,000円のキャッシュバックを受け取れます。オプションへの加入など、複雑な条件はありません。
キャンペーンページから申し込むだけでキャッシュバックの対象です。
端末発送月を含む11ヶ月目に、GMOとくとくBBからキャッシュバックの振込みに関する指定口座確認の案内メールが届きます。メールを受け取った翌月末日までに口座を登録してください。
口座登録が完了後、翌月末日に指定口座へキャッシュバックが振り込まれます。
他社から乗り換えなら50,000円のキャッシュバックを受け取れる
他社からとくとくBB ホームWi-Fiへ乗り換える場合はキャッシュバック額が20,000円から50,000円へ増額されます。キャッシュバックの適用条件は以下の通りです。
[box class=”box25″]
- 申し込み後に「解約違約金キャッシュバック申請フォーム」にて本特典を申し込むこと
- 申し込み時に他社インターネット(光回線やモバイルWi-Fiなど)を利用していること
- 他社サービス解約時に違約金などの費用が発生すること
- 端末発送月から3ヶ月目の末日までに他社サービスを解約し、他社サービスの違約金明細の写真を提出すること
[/box]
条件を満たすと、端末発送月を含む11ヶ月目にGMOとくとくBBからキャッシュバックの振込みに関する指定口座確認の案内メールが届きます。
メールを受け取った翌月末日までに口座を登録しましょう。本特典は20,000円キャッシュバックと併用できません。
期間内に他社サービスの違約金明細の写真を提出できなかった場合は本特典が無効になり、20,000円キャッシュバックが適用されます。
50,000円キャッシュバックを受け取りたい場合は期間内に他社サービスを解約し、違約金明細の写真を提出してください。
さらに2つの指定オプション同時申込で2,000円キャッシュバック増額(併用可)
以下のオプションを追加する場合は、追加で2,000円キャッシュバックとなります(2024年3月~)。
指定オプション
- インターネット安心セキュリティ
- スマホトラブルサポート+
評判・口コミから分かる!とくとくBB ホームWi-Fiのメリット
とくとくBB ホームWi-Fiのメリットは以下の通りです。
[box class=”box31″ title=”メリット”] [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- 速度制限なしで大容量を利用できる
- 送料無料で最短即日発送してくれる
- とくとくBB光に無料でアップグレードできる
- 人口カバー1億人と対応エリアが広い
- 32台まで通信機器を同時接続できる
[/list] [/box]
速度制限なしで大容量を利用できる
とくとくBB ホームWi-Fiの「スタンダードモード」は速度制限なしで高速通信が使い放題です。
以前まで、WiMAX +5Gではデータ通信を「3日で15GB以上」利用すると一時的に速度制限がかかっていました。
しかし、この3日15GBルールは2022年2月に撤廃されています。現在は一律の速度制限がないため、常識的な範囲内であれば速度制限を気にする必要はありません。
ただし、より広いエリアを使えるプラスエリアモードは、月30GB以上使うと当月末まで最大128kbpsに制限されます。
この制限はプラスエリアモードのみ対象で、スタンダードモードは制限されません。プラスエリアモードで速度制限にかかった場合は、スタンダードモードに戻しましょう。
送料無料で最短即日発送してくれる
とくとくBB ホームWi-Fiは全国どこでも送料無料です。しかも平日は15;30まで、土日祝日も14:00までに申し込むと最短即日で端末を発送してくれます。
早ければ申し込んだ翌日には端末を受け取り、インターネットを利用可能です。もちろん開通工事も必要ありません。とにかく早くインターネット環境を構築したい人におすすめです。
とくとくBB光に無料でアップグレードできる
万が一、とくとくBB ホームWi-Fiの通信速度に満足できない場合は違約金なしで「とくとくBB光」にアップグレードできます。
ドコモ光やauひかり(プロバイダはGMOとくとくBB)など、GMOとくとくBBが提供する他の光回線への乗り換えもOKです。
ドコモユーザーならドコモ光、au/UQモバイルユーザーならauひかりなど、セット割に合わせて乗り換え先を選べます。
工事を待つ間はとくとくBBホームWi-Fiでネットを使える
光回線に乗り換える場合は開通工事が必要で、利用するまで1ヶ月ほどかかることもあります。
しかし、とくとくBBホームWi-Fiから乗り換える場合は光回線の工事完了までホームルーターサービスを継続利用できるので、インターネットが使えない期間が発生しません。
「光回線を利用したいけどインターネットが使えない期間があると困る」という場合は、いったんとくとくBBホームWi-Fiを契約するのもアリですね。
人口カバー1億人と対応エリアが広い
対応エリアが広いのも、とくとくBB ホームWi-Fiのメリットです。WiMAX 2+に加えてau 4G LTE、au 5Gの3つのエリアが利用できるため、全国各地の広い範囲をカバーしています。
ただし、5Gは一部エリアでのみ利用可能です。5Gを利用したい場合は、詳しい対応エリアをGMOとくとくBB公式サイトからチェックしておきましょう。
32台まで通信機器を同時接続できる
とくとくBB ホームWi-Fi で提供されているHOME 5G L13では、最大32台の端末を同時に接続できます。
スマホだけでなくタブレットやパソコン、ゲーム機、プリンタなど複数の通信機器を持っている人でも安心です。
有線接続もできるので、無線LANに対応していない機器もインターネットに繋げられますよ。
評判・口コミから分かる!とくとくBB ホームWi-Fiのデメリット
さまざまメリットがあるとくとくBB ホームWi-Fiですが、次のようなデメリットもあります。
- 光回線と比べれば遅い
- Pingがやや高いため用途によってはラグが発生する
- 外出先でカバンに入れて使用することはできない
- 支払いはクレジットカードのみで口座振替は不可
[/list] [/box]
光回線と比べれば遅い
とくとくBB ホームWi-Fiはスマホと同じくモバイル回線を利用するインターネットサービスです。固定回線である光回線と比べると、通信速度は遅い傾向にあります。
さまざまなサービスの通信速度を比較できる「みんそく」のデータを利用し、主要な光回線と、とくとくBB ホームWi-Fi で提供されている「HOME 5G L13」を利用したホームルーターサービスの通信速度を比較してみましょう。
データは2024年9月時点における直近3ヶ月の平均速度です。
サービス名 | 下り | 上り |
---|---|---|
HOME 5G L13 | 165.37Mbps | 22.52Mbps |
フレッツ光ネクスト | 254.53Mbps | 232.96Mbps |
ドコモ光 | 254.13Mbps | 260.31Mbps |
ソフトバンク光 | 288.2Mbps | 287.63Mbps |
auひかり | 508.97Mbps | 511.16Mbps |
NURO光 | 580.99Mbps | 568.77Mbps |
下り速度は100Mbps以上、上り通信にいたっては10倍以上の差があります。HOME 5G L13でも下りで160Mbps以上出ているで、日常的な用途であれば困りません。
しかし、光回線に比べると通信速度では大きく劣ります。通信速度、とくに上り速度を重視する場合はとくとくBBホームWi-Fiではなく光回線を検討したほうが良いでしょう。
Pingがやや高いため用途によってはラグが発生する
とくとくBB ホームWi-Fiはモバイル回線を利用していることから、Pingもやや高めです。Pingは応答速度を表しており、Pingが低いほどラグが少なくなります。
さきほどと同じみんそくのデータでPingを比較してみました。
サービス名 | Ping |
---|---|
HOME 5G L13 | 51.6ms |
フレッツ光ネクスト | 20.35ms |
ドコモ光 | 18.89ms |
ソフトバンク光 | 16.17ms |
auひかり | 15.01ms |
NURO光 | 11.77ms |
主要な光回線のPingはいずれも20msほどですが、HOME 5G L13は51.6msです。Webサイト閲覧やSNSなどの一般的な用途であれば、50~100msでも問題ありません。
しかし、オンラインゲームをプレイする場合はどれだけ高くても50ms以下、できれば20ms以下が望ましいと言われています。
Pingの平均値が50ms前後のとくとくBB ホームWi-Fiでオンラインゲームをプレイすると、ラグが発生する可能性が高いでしょう。
外出先でカバンに入れて使用することはできない
とくとくBB ホームWi-Fiは外出先での利用には向いていません。バッテリーを搭載しておらず、利用するためにはコンセントに挿して使う必要があります。
外出先でカバンに入れて使う、といったことはできません。自宅だけでなく外出先でも使う場合はモバイルWi-Fiルーターがおすすめです。
バッテリー駆動なので、コンセントがない場所でも利用できますよ。
支払いはクレジットカードのみで口座振替は不可
とくとくBB ホームWi-Fiの支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替では支払えません。
クレジットカードを持っていない場合は、UQ WiMAXのホームルーターやドコモのhome 5Gなど、口座振替に対応するホームルーターサービスを利用してください。
とくとくBB ホームWi-Fiは人気ホームルーター「ドコモhome 5G」と何が違う?
ホームルーターの中でもとくに人気なのがドコモのhome 5Gですが、とくとくBBホームWi-Fiとは何が違うのでしょうか。ここではとくとくBB ホームWi-Fiとhome 5Gを比較してみましょう。
home 5Gより安く使える
料金プランで比較すると、とくとくBB ホームWi-Fiはhome 5Gより少しだけ安く使えます。
項目 | とくとくBB ホームWi-Fi | home 5G |
---|---|---|
月額料金 | 4,928円 | 4,950円 |
事務手数料 | 3,300円 | 無料 ※店舗では3,850円 |
端末代 | 27,720円 ※3年利用で実質無料 |
71,280円 ※3年利用で実質無料 |
違約金 | 0円 | 0円 |
キャッシュバック | 最大50,000円 | 15,000ポイント |
セット割 | au/UQモバイル | ドコモ |
月額料金はほぼ同じですが、とくとくBB ホームWi-Fiは新規契約で20,000円、他社から乗りかえなら50,000円のキャッシュバックをもらえます。
home 5Gよりキャッシュバックが多いため、実質料金で比較するとhome 5Gより割安です。端末代はどちらも実質無料になります。
しかし、元の端末代はとくとくBB ホームWi-Fiのほうが安いので、途中解約する場合にかかる費用もとくとくBB ホームWi-Fiが安上がりです。
とくとくBB ホームWi-Fiはau/UQモバイルと、home 5Gはドコモとのセット割が用意されています。
基本的にはセット割が利用できるサービスを選ぶとお得ので、au/UQモバイルユーザーにはとくとくBB ホームWi-Fiが、ドコモユーザーにはhome 5Gがおすすめです。
home 5Gより発送が早い
とくとくBB ホームWi-Fiはhome 5Gより発送が早いというメリットがあります。home 5Gをドコモオンラインショップで契約する場合、申し込みから到着まで最短3日です。
一方、とくとくBB ホームWi-Fiは最短当日に発送され、早ければ翌日から利用できます。ただし、home 5Gをドコモショップや家電量販店で申し込むと即日で利用可能です。
とくとくBB ホームWi-Fiは店舗で契約できないので、とにかく早く利用したいなら店舗でhome 5Gを申し込んでも良いでしょう。
とくとくBB ホームWi-Fiなら登録住所以外で使用できる
自宅以外でも使いたいならとくとくBB ホームWi-Fiがおすすめです。home 5Gでは、登録した設置住所以外での利用が禁止されています。
登録住所以外で利用すると回線が解約される恐れがあるため、自宅以外でも利用したい人には向きません。
とくとくBB ホームWi-Fiは利用場所の制限がありません。コンセントさえあれば、自宅以外でも使えます。
重量は635gなのでリュックサックなどで簡単に持ち運び可能
とくとくBB ホームWi-Fiの「HOME 5G L13」は据え置き型のルーターですが、重量は635gに抑えられています。
さすがにポケットに入れるのは不可能ですが、リュックサックや大きめのカバンであれば十分持ち運びが可能です。
実家に帰省する際や、出張先のホテルなどでインターネットを使いたい場合は、とくとくBB ホームWi-Fiの利用を検討しましょう。
実効速度も互角
とくとくBB ホームWi-Fiもhome 5Gも5G通信に対応しますが、実行速度も互角です。
「みんそく」のデータを利用し、とくとくBB ホームWi-Fiとhome 5Gの通信速度を比較してみましょう。データは2024年9月時点における直近3ヶ月の平均速度です。
サービス名 | 下り | 上り |
---|---|---|
HOME 5G L13 | 165.37Mbps | 22.52Mbps |
home 5G | 147.88Mbps | 17.51Mbps |
下りも上りも、HOME 5G L13がややリードしていますね。とはいえその差はわずかであり、通信速度はほぼ同じです。
au回線を利用したいならとくとくBB ホームWi-Fi、ドコモ回線を利用したいならhome 5Gを選びましょう。
とくとくBB ホームWi-Fiがおすすめな人とは?
とくとくBB ホームWi-Fiは次のような人におすすめです。
[box class=”box18″]
- 今すぐにインターネットを使いたい
- 工事の許可取りや確認が面倒
- 出張・帰省・旅行などで端末を持ち込みたい
- auまたはUQモバイルのスマホを使っている
- 無駄な費用無しで後から光回線に切り替えたい
- マンションに備え付けのネットが遅すぎる
[/box]
今すぐにインターネットを使いたい
とくとくBB ホームWi-Fiは今すぐにインターネットを使いたい人におすすめです。最短で申し込んだその日に発送され、早ければ翌日には利用開始できます。
光回線と違い、開通工事も必要ありません。テレワークで急遽インターネット環境を構築したい人や、引っ越し直後からインターネットを利用したい人にもピッタリです。
工事の許可取りや確認が面倒
賃貸住宅に住んでおり、工事の許可取りや確認が面倒な人にも、とくとくBB ホームWi-Fiは最適です。
戸建て住宅と違い、賃貸住宅で光回線を利用する際はオーナーや管理会社へ工事の許可を取る必要があります。
わざわざ許可を取るのは面倒ですし、許可を取れず工事ができないことも少なくありません。
とくとくBB ホームWi-Fiは開通工事をする必要がなく、賃貸住宅でも工事の許可を取らずに使えます。引っ越す時もルーターを持ち運ぶだけなので、撤去工事が不要です。
出張・帰省・旅行などで端末を持ち込みたい
出張や旅行、帰省時などに端末を持ち込みたい人にもとくとくBB ホームWi-Fiはおすすめです。
他のホームルーターサービスと違い、とくとくBB ホームWi-Fiは利用場所の制限がありません。コンセントさえあれば、自宅以外の場所に持ち込んで使えます。
出張先のホテルで作業する場合や、インターネット環境がない実家へ帰省する際などに便利です。
auまたはUQモバイルのスマホを使っている
auまたはUQモバイルのスマホを使っている場合は、インターネット回線をとくとくBB ホームWi-Fiにするとお得です。
auスマートバリューもしくは自宅セット割が適用され、スマホ代が毎月最大1,100円割引されます。とくとくBB ホームWi-Fiと組み合わせることで、ネット+スマホのトータル料金がお得です。
無駄な費用無しで後から光回線に切り替えたい
無駄な費用をかけずに後から光回線に切り替えたい人も、とくとくBB ホームWi-Fiを検討しましょう。
とくとくBB ホームWi-Fiユーザーは、後からGMOとくとくBBが提供する光回線サービス(とくとくBB光やドコモ光など)へ変更できます。違約金などはかかりません。
光回線は開通工事が必要なので、利用できるまで1~2ヶ月ほどかかります。工事完了までとくとくBB ホームWi-Fiを利用することで、インターネットを使えない期間が発生しません。
「新居で光回線を使いたいけど、インターネットを使えない期間があるのは困る」という人は、まずとくとくBB ホームWi-Fiを契約し、その後に光回線を契約するのがおすすめです。
マンションに備え付けのネットが遅すぎる
マンションやアパートに備え付けのインターネットが遅すぎる場合も、とくとくBB ホームWi-Fiを検討しましょう。
一部のマンションやアパートにはインターネット回線が備え付けられており、入居者は無料で利用できます。ところが、備え付けのインターネット回線は通信速度がイマイチです。
しかもすでにインターネット回線が備え付けられている場合、新しい光回線を利用したくても工事の許可が下りないことがよくあります。
とくとくBB ホームWi-Fiは光回線に比べるとやや遅いものの、普段使いなら問題ない速度です。備え付けのインターネット回線よりも快適に使える可能性が高いでしょう。
開通工事も不要なので、マンションやアパートでも許可を取ることなく使えますよ。
とくとくBB ホームWi-Fiがおすすめでない人とは?
次のような人には、とくとくBB ホームWi-Fiはおすすめできません。
[box class=”box18″]
- オンラインゲームのヘビーユーザー
- 頻繁にアップロードを行う仕事をしている
[/box]
オンラインゲームのヘビーユーザー
オンラインゲームのヘビーユーザーには、とくとくBB ホームWi-Fiはおすすめできません。
とくとくBB ホームWi-Fiは光回線に比べると通信速度・安定感で劣りますし、Pingが高いのでラグが発生しやすくなります。
高速通信で安定した通信を求められるオンラインゲームのプレイには向きません。
ブラウザゲームやスマホのソーシャルゲームくらいならとくとくBB ホームWi-FiでもOKです。
パソコンや家庭用ゲーム機でオンラインゲーム、とくにFPSや格闘ゲームを快適にプレイしたい場合は光回線を利用してください。
頻繁にアップロードを行う仕事をしている
頻繁にアップロードを行う仕事をしている場合も、とくとくBB ホームWi-Fi はおすすめできません。
とくとくBB ホームWi-Fi は下りこそ最大4.2Gbpsと高速ですが、上りは最大286Mbpsに留まります。
みんそくの実速度を見ても上りは20Mbpsほどしか出ておらず、大容量ファイルのアップロードには時間がかかるでしょう。
テレワークで大容量ファイルを送信する頻度が高い人や、YouTubeなどに動画を投稿する人は、とくとくBB ホームWi-Fi ではなく光回線がおすすめです。
【5分で完了】とくとくBB ホームWi-Fiにキャッシュバック付きで申し込む手順
とくとくBBホームWi-Fiにキャッシュバック付きで申し込む手順は以下の通りです。
[box class=”box14″]
- キャンペーンサイトにアクセスする
- 必要事項を記入して申し込む
- 他社から乗り換えの人は違約金の明細を提出する
- 端末を受け取って利用を開始する
- 端末発送月から11か月後にメール案内を受け取り申請する
[/box]
手順1:キャンペーンサイトにアクセスする
まずはキャンペーンサイトにアクセスし、とくとくBB ホームWi-Fiを申し込んでください。他のページから申し込むとキャンペーンが適用されず、キャッシュバックをもらえません。
キャッシュバックをもらいたい場合は、必ずキャンペーンサイトから申し込みましょう。
手順2:必要事項を記入して申し込む
キャンペーンサイトにアクセスしたら、「お申込み」もしくは「お申込みはコチラ」ボタンからとくとくBB ホームWi-Fiを申し込みましょう。
端末および料金プランは1つしかないため、迷うことはありません。オプションについては、必要なものだけ選択してください。
あとは名前や性別、住所などの必要事項を入力すれば申し込み完了です。手続きは簡単で、早ければ5分ほどで記入が終わります。
手順3:他社から乗り換えの人は違約金の明細を提出する
他社から乗り換えで50,000円キャッシュバックをもらいたい場合は特典の申し込みおよび違約金明細の提出が必要です。
とくとくBB ホームWi-Fiを申し込むと、申し込み完了メールが届きます。メールに記載されている「解約違約金キャッシュバック申請フォームURL」から、特典を申し込んでください。
申し込み後、端末発送月を含めて3ヶ月目の末日までに他社サービスを解約し、違約金明細を提出しましょう。
違約金明細も「解約違約金キャッシュバック申請フォームURL」から提出します。
違約金明細として利用できるのは他社サービス提供事業者が発行し、なおかつ他社サービスが確認できる情報(サービス名、プロバイダー名など)や契約者の氏名・住所、解約金・撤去費用の項目と金額が確認できる証明書、または領収書・請求書です。
紙の請求書がない場合は、解約金や撤去費用の証明書が記載されている会員サイトのキャプチャ画像や写真を送付してください。
手順4:端末を受け取って利用を開始する
とくとくBB ホームWi-Fiの申し込み完了後、早ければ最短翌日には端末が届きます。
端末を受け取ったら同梱しているSIMカードをセットし、コンセントに挿して電源をつけましょう。あとはスマホやパソコンなどの通信機器と接続するだけでOKです。
手順5:端末発送月から11か月後にメール案内を受け取り申請する
端末発送月から11ヶ月目に、キャッシュバック特典の振込に関する指定口座確認の案内メールが届きます。メールの指示に従って受け取り口座を登録してください。
受け取り口座を登録した翌月末日に、キャッシュバックが振り込まれます。
案内メールが送信された翌月末日までに受け取り口座を登録しなかった場合、キャッシュバックを受け取れないので注意してください。
とくとくBB ホームWi-Fiの基本情報まとめ
ここではとくとくBB ホームWi-Fiの基本情報をまとめておきます。
キャリアアグリゲーション(WiMAX 2+・au 4G LTE・au 5Gの同時使用)に対応
とくとくBB ホームWi-Fiはキャリアアグリゲーションに対応しています。
キャリアアグリゲーションとは、複数の周波数帯を同時に使用することで通信速度や安定性を向上される技術のことです。
とくとくBB ホームWi-FiではWiMAX 2+、au 4G LTE、au 5Gを同時に使用することで、最大4.2Gbpsという高速通信を実現しています。
とくにau 5G対応エリア内であれば、固定回線にも負けない速度でインターネットを楽しめるでしょう。
運営会社はプロバイダ運営歴20年以上
とくとくBB ホームWi-Fiを運営しているのは大手プロバイダとしても知られるGMOインターネットグループ(GMOとくとくBB)です。
20年以上に渡ってプロバイダ事業を運営しており、WiMAXはもちろんドコモ光やauひかり、GMOとくとくBB光など数多くのインターネットサービスを手掛けています。
経験豊富な運営会社が手掛けるホームルーターサービスなので、安心して利用できるでしょう。
安心サポートやセキュリティのオプションを無料で使える
とくとくBB ホームWi-Fiでは4つのオプションが用意されており、いずれも最初の2~3ヶ月は無料です。
- 安心サポート:月額330円(2ヶ月無料)
- 公衆無線LAN:月額398円(2ヶ月無料)
- インターネット安心セキュリティー:月額550円(3ヶ月無料)
- スマホトラブルサポート:月額1,078円(2ヶ月無料)
いずれのオプションも、無料期間中に解約すればオプション料が一切かかりません。気になるオプションがある場合は、とりあえず申し込んでみましょう。
事務手数料(初期費用)は3,300円
とくとくBB ホームWi-Fiの事務手数料は3,300円です。これは他のモバイルWi-FiルーターやWiMAXサービスと変わりません。
初月の料金は日割りされます。例えば11月16日に契約する場合の初月料金は4,928円×15日÷30日=2,464円です。
実際に利用した日数分しか請求されないため、いつでも好きなタイミングで申し込めます。
とくとくBB ホームWi-Fiに関するQ&A
最後に、とくとくBB ホームWi-Fiに関するQ&Aをまとめました。
キャッシュバックはいつ貰える?
とくとくBB ホームWi-Fiのキャッシュバックは最短で端末発送月から12ヶ月目の末日にもらえます。
契約してから特典をもらえるまでかなり期間が空くので、スマホのカレンダーアプリに登録するなどして忘れないようにしてください。
特典の付与時期までに解約すると、キャッシュバックをもらえません。
とくとくBB ホームWi-Fiはいつ解約しても違約金がかかりませんが、キャッシュバックを受け取りたい場合は最低でも12ヶ月以上利用してください。
とくとくBB ホームWi-Fiの注意点はある?
とくとくBB ホームWi-Fiの注意点は以下の通りです。
[alert title=”注意”]
- 36ヶ月以内に解約すると端末代の残債がかかる
- 通信速度は光回線に劣る
- プラスエリアモードには月30GBまでの速度制限あり
- 外出先で持ち歩きながら使うことはできない
[/alert]
契約縛りがほぼないとくとくBB ホームWi-Fiですが、36ヶ月以内に解約すると端末代の残債がかかる点には注意しましょう。
最低でも、キャッシュバックがもらえる12ヶ月以上は使うのがおすすめです。高速通信を無制限に使えるのが特徴の1つですが、通信速度や安定感は光回線などの固定回線に劣ります。
また、プラスエリアモードは月30GBまでの制限があるため使い過ぎないようにしてください。
とくとくBB ホームWi-Fiは利用場所の制限がないため、自宅以外でも使えます。ただし、コンセントに挿す必要があるため、持ち歩きながらの利用は不可能です。
とくとくBB ホームWi-Fiとは何ですか?
GMOインターネットグループ(GMOとくとくBB)が手掛けるホームルーターサービスです。開通工事が不要で、ルーターをコンセントに挿すだけですぐにインターネットが利用できます。
WiMAX 2+、au 4G LTE、au 5Gの3回線に対応しており、通信速度は最大4.2Gbpsと光回線並みです。対応エリアも広く、全国各地をカバーしています。
初期契約解除は申請できる?
とくとくBB ホームWi-Fiは初期契約解除制度の対象です。
端末が到着した日、または契約内容確認書面を受け取った日のいずれか遅い日から8日以内であれば、初期契約解除制度を利用して解約できます。
初期契約解除制度を利用した場合、違約金や損害賠償などは請求されません。ただし、事務手数料3,300円はかかります。
また、初期契約解除する場合は端末の返却が必要です。返却しなかった場合は端末代27,720円を請求されるので、速やかに返却しましょう。
なお、とくとくBB ホームWi-Fiを初期契約解除制度で解約できるのは個人名義で契約した場合のみです。法人名義で契約した場合は、初期契約解除制度で解約できません。
まとめ
とくとくBB ホームWi-Fiはコンセントに繋ぐだけですぐに使えるホームルーターサービスです。
開通工事が不要なので、今すぐにインターネット環境を整えたい人や、開通工事ができない物件に住んでいる人に向いています。
他社から乗り換えると50,000円、新規の場合も20,000円のキャッシュバックがもらえますし、端末代も実質無料です。au・UQモバイルユーザーならセット割でスマホ代も安くなります。
お得なホームルーターを利用したいなら、とくとくBB ホームWi-Fiをぜひ検討してみてください。