「フレッツ光からNURO光に乗り換えたい!」
通信速度の速さを目当てに、フレッツ光からNURO光へ乗り換えたい人は多いと思います。しかし、いざNURO光へ乗り換えようと思っても何から手を付ければいいのか分かりませんよね。
そこで本記事では、フレッツ光からNURO光に乗り換える方法を徹底解説。乗り換え前の確認事項(注意点)も詳しくまとめました。
速度が速くなることに加えて料金が安くなるのもNURO光へ乗り換えるメリットです。速度が速くなるのに料金まで安くなる・・。現状、NURO光ではなくあえてフレッツ光を使う理由は見当たりません。
フレッツ光からNURO光への乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
NURO光とフレッツ光の違い
以下、NURO光とフレッツ光の違いを表にまとめました。
比較項目 | NURO光 | フレッツ光 |
---|---|---|
月額料金 | 戸建て:5,200円 マンション:2,090円~2,750円 | 戸建て:5,720円~6,050円 マンション:4,800円~4,900円 ※別途プロバイダ料金とルーター料金が必要 |
契約期間 | 2年・3年・期間なしから選択可能 | 契約期間なし |
工事費 | 44,000円 ※キャンペーンで実質無料の場合あり | 19,800円 ※キャンペーンで実質無料の場合あり |
解約金 | 11,000円の撤去工事費 | 1,100円~22,000円の違約金 ※更新月以外の解約 |
最大通信速度 | 下り:最大2Gbps 上り:最大1Gbps | 下り:最大1Gbps |
通信の安定性 | 高い ※独自回線のため混雑しにくい | 普通 ※NTT回線を複数事業者で共有 |
提供エリア | 関東・東海・関西・中国・九州の一部 | ほぼ日本全国 |
IPv6接続 | IPv6 IPoE方式による高速通信 | IPv6 IPoE方式による高速通信 |
セキュリティ | カスペルスキー製セキュリティソフト ※3年間無料 | カスペルスキー製セキュリティソフト ※有料オプション |
NURO光とフレッツ光の大きな違いは、月額料金と通信速度、提供エリアの広さです。NURO光は、独自回線による高速通信と安い月額料金が魅力ですが、提供エリアが限定的です。一方、フレッツ光は全国区のサービスで、提供エリアの心配はありませんが、通信速度はNURO光に及びません。
ただし、実際の速度体感は利用環境によって異なるため、一概にNURO光が速いとは言えません。また、フレッツ光の方が、工事費や解約金が安いというメリットもあります。
NURO光とフレッツ光はどちらもIPv6 IPoE方式による高速通信に対応しており、カスペルスキー製のセキュリティソフトが利用できる点は共通しています。
自分の住んでいるエリアや利用スタイル、予算などを総合的に考慮して、最適な光回線を選ぶことが大切だと言えます。
NURO光とフレッツ光の料金比較
NURO光とフレッツ光の料金を比較すると、NURO光の方が安くなっています。NURO光の戸建てプランの月額料金は5,200円で、マンションプランは2,090円~2,750円です。一方、フレッツ光の月額料金は戸建てで5,720円~6,050円、マンションで4,800円~4,900円となっており、別途プロバイダ料金とルーター料金がかかります。
また、NURO光は契約期間が2年・3年・期間なしから選べるのに対し、フレッツ光は契約期間がありません。
工事費に関しては、NURO光が44,000円、フレッツ光が19,800円ですが、キャンペーンを利用することで実質無料になることが多いです。ただし、NURO光は解約時に11,000円の撤去工事費が発生する点には注意が必要です。
NURO光とフレッツ光の通信速度
NURO光とフレッツ光の最大通信速度を比べると、NURO光は下り最大2Gbps・上り最大1Gbpsなのに対し、フレッツ光は下り最大1Gbpsとなっています。実測値でも、NURO光の方が下り・上りともに速度が出ています。
この速度差は、NURO光が独自の光回線を使用しているのに対し、フレッツ光はNTTの光回線を複数の事業者で共有しているためです。NURO光は、通信が混雑しにくく安定した高速通信を実現できるのが強みと言えるでしょう。
ただし、速度の差はあくまで理論値であり、実際の速度は住宅の配線状況や接続機器、利用時間帯などによって変動します。どちらを選ぶにしても、体感速度に大きな違いはないというユーザーの声も多いです。
フレッツ光からNURO光に乗り換えると通信速度が速くなる
フレッツ光の最大通信速度は1Gbpsですが、NURO光の最大通信速度はその倍の2Gbpsとなっていますが、理論値だけでなく実効速度でも約1.8倍の違いがあります。
実行速度の比較
- NURO光:平均507Mbps
- フレッツ光:平均279Mbps
※測定データはみんなのネット回線速度を参照
なぜNURO光はこれほどまで速度が速いのでしょうか?その要因となっているのが以下の3つの技術です。
フレッツ光より速い3つの要因
- G-PON
- 自社の光ファイバー網を使用
- IPv6
まず、NURO光はG-PONという伝送技術を採用しています。フレッツ光に採用されているGE-PONより通信速度が速いのが特徴です。
GE-PONと比べるとG-PONはコストがかかるため、なかなか日本の光回線では採用されませんでした。国内でいち早くG-PONを採用し、2Gbpsという速度を実現したのがNURO光です。
また、NURO光は自社の光ファイバー網を使用。回線混雑がないので、通信速度が遅くなりにくいわけですね。
さらに、NURO光は次世代の接続方式「IPv6」に標準対応しています。IPv6は他の光回線で使われているIPv4と比べると回線混雑を避けられるので速度が安定します。
以上の理由から、フレッツ光よりNURO光の方がより高速通信を体感できます。
NURO光とフレッツ光の対応エリアの確認方法
NURO光とフレッツ光では、提供エリアの広さが大きく異なります。フレッツ光は、NTT東日本・西日本のサービスであり、ほぼ日本全国をカバーしています。一方、NURO光の提供エリアは関東・東海・関西・中国・九州の一部に限られており、北海道や東北でも利用可能エリアは限定的です。
NURO光の対応エリアは、公式サイトの郵便番号検索で簡単に調べることができます。住所や建物名を選択することで、戸建てかマンションかを問わず、エリア判定結果がすぐに表示されます。ただし、マンションの場合は、NURO光の設備の有無によって利用の可否が分かれるので注意が必要です。
一方、フレッツ光のエリア検索は、NTT東日本とNTT西日本の公式サイトからそれぞれ行えます。検索方法はNURO光と同様ですが、提供エリア外と判定されることはほとんどないでしょう。
NURO光は、高速通信とお得な料金プランが魅力ですが、フレッツ光と比べるとエリアの狭さがネックです。NURO光の利用を検討する際は、まず提供エリアに含まれているかを確認することが重要だと言えます。一方、フレッツ光は全国区のサービスであり、提供エリアを気にする必要はありません。
NURO光 対応エリアの詳しい確認手順
NURO光の提供エリアを確認しましょう。
以前よりはエリアが広がりましたが、それでもまだ使えるエリアは制限されています。自分の住んでいる都道府県が提供エリア内なのか、契約前にチェックしておくことが大切です。
対応エリアの詳細はNURO光の公式サイトからチェック可能です。公式サイトにアクセスできたら申込みボタンをタップしてみましょう。
郵便番号・住所を入力して、提供エリア内かどうかピンポイントで詳細検索できます。
マンションでのNURO光導入のポイント
マンションでのNURO光導入に必要な手続き
マンションでNURO光を導入する際は、いくつかの手続きが必要です。まず、管理会社や大家さんに工事の許可を得る必要があります。NURO光の工事は、共用部分に機器を設置したり、各部屋まで配線を通したりするため、事前の承諾が不可欠です。
許可が下りたら、NURO光の申し込みを行います。その際、「NURO 光 for マンション」と「NURO 光 通常プラン」のどちらかを選択します。「NURO 光 for マンション」は、すでにNURO光の設備が導入されているマンションが対象で、申し込み条件があるものの、月額料金が安いのが特徴です。
一方、「NURO 光 通常プラン」は、NURO光の設備がないマンションでも申し込み可能ですが、工事に時間がかかり、月額料金も高くなります。
マンションでのNURO光導入時の注意点
マンションへのNURO光導入時は、いくつか注意点があります。
1つ目は、工事の立ち合いが必要な点です。NURO光の工事は、マンションの共用部分や各部屋内で行われるため立ち会いが求められます。日程調整が難しい場合は、管理会社や大家さんに相談してみましょう。
2つ目は、開通までに時間がかかる点です。マンションの場合、申し込みから開通まで1~3ヶ月程度を要します。工事日程に余裕を持って申し込むことが大切です。
3つ目は、他の入居者の同意が必要な点です。「NURO 光 for マンション」の場合、一定数以上の申し込みが条件となっています。入居者に声をかけ、申し込み数を集める必要があるでしょう。
マンションでのNURO光とフレッツ光の比較
以下の情報を元に、マンションプランにおけるNURO光とフレッツ光の比較表を作成しました。
比較項目 | NURO光 for マンション | フレッツ光 マンションタイプ |
---|---|---|
月額料金 | 2,090円~2,750円 ※契約数により変動 | 3,839円~4,900円 ※マンションの規模により変動 |
最大通信速度 | 下り最大2Gbps | 下り最大1Gbps |
工事費 | 44,000円 ※キャンペーンで実質無料 | 16,500円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | 880円 |
契約期間 | 2年・3年・期間なしから選択可能 | 2年契約 |
工事回数 | 1回 | 1回 |
オプションサービス | ひかりTV for NURO | フレッツ・テレビ、ひかりTV |
IPv6接続 | IPv6 IPoE方式による高速通信 | IPv6 IPoE方式による高速通信 |
セキュリティ | カスペルスキー製セキュリティソフト ※3年間無料 | カスペルスキー製セキュリティソフト ※有料オプション |
提供エリア | NURO光提供エリア内のマンション | NTT東西のサービスエリア内のマンション |
マンションでインターネットを利用する際、NURO光とフレッツ光のどちらを選ぶべきでしょうか。結論から言えば、NURO光の方がおすすめです。その理由は、速度と料金の面で優れているからです。
NURO光の下り最大速度は2Gbpsで、フレッツ光の最大1Gbpsを上回ります。マンションタイプの月額料金も、NURO光の方が安く設定されています。
ただし、NURO光にはデメリットもあります。それは、フレッツ光と比べて提供エリアが限られている点です。NURO光の対応エリア外であれば、フレッツ光を選ぶしかありません。また、フレッツ光なら、プロバイダを自由に選べるのもメリットと言えます。
以上の点を踏まえ、自分に合ったサービスを選びましょう。
NURO光に乗り換える前の確認事項(注意点)5つ
フレッツ光からNURO光に乗り換える前にチェックしたい確認事項は以下の5つです。
- 回線の種類が違うため転用できない
- ひかり電話の引き継ぎ条件
- ソフトバンクユーザーはセット割を申請する
- 工事が2回必要なので開通まで時間がかかる
- 引っ越しするといったん解約する必要あり
回線の種類が違うため転用できない
ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボはフレッツ光回線を利用するため、回線設備そのままで乗り換えられます。工事が不要なので、乗り換えがスムーズです。
一方、NURO光は回線の種類が違うため転用はできません。乗り換える場合は必ず開通工事が必要です。
フレッツ光からNURO光に乗り換える際は回線の転用(事業者変更)ができないことを覚えておきましょう。
ひかり電話の引き継ぎ条件
フレッツ光でひかり電話を利用している人のうち、電話番号がNTT加入番号を引き継いだものならNURO光にも引き継げます。
引き継ぎ先はNURO光でんわです。
反対に、フレッツ光で新しく発番した電話番号は基本的にNURO光へ引き継げません(光コラボ事業者間での乗り換えであれば引き継ぎ可能)。
電話番号を引き継げない場合は、NURO光で新しい電話番号を発番しましょう。
ソフトバンクユーザーはセット割を申請する
ソフトバンクのスマホを使っている場合、NURO光に乗り換えるとおうち割 光セットが利用できます。
おうち割 光セットは、対象の光回線とセットにすることでソフトバンクのスマホやケータイ、iPadの月額料金が最大1,100円割引されるサービスです。
NURO光もおうち割 光セットの対象回線になっているため、ソフトバンクユーザーはスマホ代が安くなります。
適用条件は以下の通りです。
適用条件
- NURO光でんわを利用している
- ソフトバンクのスマホ、iPadを利用している
- NURO 光の契約者名が個人名義である
- 登録する携帯電話がNURO 光の契約者本人、またはご家族名義の契約である
- NURO 光1契約につき、携帯電話回線最大10回線までの登録である
注意点として、おうち割 光セットを使うにはNURO光でんわの利用が必須です。NURO光 でんわを契約すると北海道・関東地域は550円、その他の地域は330円の月額料金がかかります。
それでも、割引額が大きいので電話を使う予定がない人もNURO光 でんわを申し込むのがおすすめです。
工事が2回必要なので開通まで時間がかかる
NURO光は他の光回線と比べると開通工事に時間がかかります。
開通工事は屋外工事と宅内工事の2回あり、どちらも契約者の立ち合いが必要です。スケジュールが合わない場合、工事が長くなってしまいます。
工事の日程を考えると、NURO光はできるだけ早めに申し込むのがおすすめです。1ヶ月なら早いほうで、2ヶ月以上待つ可能性もあります。
不通期間中は無料でWi-Fiをレンタルできる
NURO光では開通工事待ちでネットが繋がらない人向けにWi-Fiレンタルサービスを提供しています。無料期間は最大2カ月です。
返却方法もルーターをポストに投函するだけと簡単です。工事が終わるまでの間は、このサービスで急場をしのぐといいでしょう。
引っ越しするといったん解約する必要あり
NURO光は契約後に引っ越しをすると、いったん解約しないといけません。他社のように移転手続きができないので、引っ越しが多い人は要注意です。
ただし、移転特典を利用すると、引っ越ししても違約金や工事費は無料となります。
- 違約金と工事費の残債(最大44,000円)が無料
- 引っ越し先での工事費が実質無料
- 設定サポート無料
- So-netのメールアドレスはそのまま
簡単!フレッツ光からNURO光に乗り換える手順
フレッツ光からNURO光に乗り換える手順は以下の通りです。
乗り換えステップ
- STEP1:NURO光に申し込む
- STEP2:NURO光の開通工事を行う
- STEP3:フレッツ光を解約する
すでに説明した通り、NURO光の工事には時間がかかります。フレッツ光を解約してからNURO光を申し込むと、インターネットが使えない期間が長くなる可能性が高いです。
最初にNURO光を申し込んでおき、開通工事が終わってからフレッツ光を解約しましょう。
手順1:NURO光に申し込む
まずNURO光を申し込みます。NURO光は代理店でも申し込めますが、公式サイトから申し込むのが一番おすすめです。
高額なキャッシュバックがもらえますし、不要なオプションへの勧誘などもありません。申し込み手順自体は簡単で、15分くらいですぐに完了します。
以下、キャッシュバックありで申し込む手順をご紹介しますね。
公式サイトにアクセスしたら申込みボタンをタップ。その後、住所を入力して提供エリア内か確認します。
工事日(1回目)の予約もこちらで取ります。申し込み後、ONU(光回線の端末)が自宅に送られます。
手順2:NURO光の開通工事を行う
NURO光の申し込みが終わったら、次は開通工事を行います。NURO光の開通工事は屋外工事と宅内工事の2回です。
- 宅内工事:部屋にONUと光コンセントを設置
- 屋外工事:近くの電柱から自宅の建物へ光ケーブルを引き込み、光コンセントと接続
まず宅内工事が行われ、そのあとに屋外工事が行われます。どちらも契約者の立ち合いが必要なので、うまくスケジュールを調整してください。
宅内工事の概要
宅内工事は、家の中に光ケーブルと光コンセントを設置します。
アパート・マンションは、MDFと呼ばれる備え付けの主配線盤から光ケーブルを引き込みます。引き込み導線があるため、大掛かりになることは滅多にありません。
戸建ては外壁に光キャビネットを取り付けて、光ケーブルを引き込みます。外壁にはビスで穴を開けるか、両面テープで固定します。
光コンセント(光回線専用のコンセント)からONUに光ケーブルを接続して完了です。
屋外工事の概要
屋外工事は電柱から光ケーブルを引き込みます。アパート・マンションはMDF(主配線盤)まで、戸建ては光キャビネットまで光ケーブルを引き込む流れです。
作業が終わり完了報告を受けたら終了です。開通しているので、その日からNURO光が使えます。
手順3:フレッツ光を解約する
NURO光の開通工事が終わったらフレッツ光を解約します。解約手順は以下の通りです。
解約手順
- プロバイダの解約
- フレッツ光の解約
- レンタル機器の返却
まず、フレッツ光の解約は、利用中のプロバイダを通して行います。プロバイダによって解約方法が異なるため、プロバイダのWebサイトや契約書類で確認しましょう。多くのプロバイダでは、電話やWebフォームからの解約受付に対応しています。
プロバイダへ解約申し込みは、「フレッツ光」と「プロバイダ」のどちらとも解約することを伝えましょう。「フレッツ光」の解約手続きをしないと、回線の利用料金が発生し続けてしまいます。
解約の申し込み後、プロバイダから「フレッツ光」の解約に必要な書類が送られてきます。必要事項を記入し、指定の期日までに返送します。書類の不備や遅延があると、解約手続きが滞ってしまうので注意が必要です。
また、プロバイダを解約するとプラバイダ発行のメールアドレスが使えなくなるのでご注意を。
プロバイダの解約手続きが終わったらフレッツ光を解約します。フレッツ光の解約は電話がおすすめです。
以下の電話番号に連絡して解約したい旨を伝えてください。
フレッツ光の解約
- 0120-116-116
- 午前9時~午後5時 土日・休日も営業(年末年始を除きます)
※NTT東日本/西日本共通
解約を伝えたら、最後にレンタル機器を返却します。NTTから返却キットが送られてくるので、ONUやルーター、ケーブルなどを梱包して返却してください。
以上でフレッツ光からNURO光への乗り換えは完了です。
フレッツ光を解約する際の費用はいくら?
フレッツ光の解約費用と違約金
フレッツ光を解約する際は、以下のような費用が発生します。
・撤去工事費:11,000円
・違約金:1,100円~22,000円
撤去工事費は、回線終端装置(ONU)などの機器を撤去するための費用です。フレッツ光を解約する際は、原則として撤去工事費が必要になります。ただし、フレッツ光の開通から1ヶ月以内に解約した場合は、撤去工事費が無料になります。
違約金は、更新月以外の解約の場合に発生します。フレッツ光の契約更新月は、開通月から数えて24ヶ月目、36ヶ月目、48ヶ月目…と、2年ごとに設定されています。更新月以外で解約すると、契約残存期間に応じた違約金が必要です。
フレッツ光の解約費用は、タイミングによって大きく変わってきます。できるだけ費用を抑えたい場合は、更新月での解約がおすすめです。ただし、プロバイダによっては独自の違約金が設定されている場合もあるため、事前の確認が必要不可欠です。
更新月に解約すれば解約金は0円
解約金は本来なら支払わなくていい無駄な料金です。できる限り更新月に解約して、解約金が発生しないようにしましょう。
更新月はフレッツ光の会員向けページで確認できます。
更新月の確認方法
- NTT東日本:フレッツ光メンバーズクラブ→「ご契約情報・ご利用方法」
- NTT西日本:CLUB NTT-West→「会員情報の確認・変更」→「会員情報の確認」
会員向けページにアクセスできないときは電話でも確認可能です。
電話で確認する場合
電話窓口 | 受付時間 | |
---|---|---|
NTT東日本 | 0120-116116 | 午前9時~午後5時 (年末年始除いて年中無休) |
NTT西日本 | 0120-248995 |
フレッツ光の解約金はキャッシュバック特典で相殺できる
フレッツ光の解約金は高額なので、可能であれば更新月に解約してかからないようにしたいです。
とはいえ、引っ越しなどの都合によっては更新月以外で解約しないといけない人もいることでしょう。
実は、NURO光に乗り換えるなら解約金はさほど問題になりません。というのも、NURO光は公式サイトから申し込むと60,000円のキャッシュバックを受け取れるからです。
仮にフレッツ光の解約金がかかっても、キャッシュバックで相殺できるわけですね。本キャッシュバックはNURO光公式のキャンペーンページから申し込んだ場合のみ適用されます。
代理店を通す必要もありませんし、オプション契約が必要といった罠もなくキャッシュバックを受け取れますよ。
フレッツ光解約時の注意点
フレッツ光を解約する際の注意点は、以下の通りです。
・プロバイダとフレッツ光の両方を解約する
・撤去工事が必要な場合がある
・メールアドレスが使えなくなる
・オプションサービスの解約が別途必要
フレッツ光を解約する際は、「フレッツ光」と「プロバイダ」の両方を解約する必要があります。どちらか一方だけを解約してしまうと、もう一方の利用料金が発生し続けてしまいます。プロバイダへの解約申し込みの際は、必ず両方の解約を伝えましょう。
撤去工事が必要な場合は、工事業者から連絡が入ります。工事当日は、立ち会いが必要になるため、スケジュール調整を忘れずに行いましょう。工事の所要時間は30分~1時間程度です。
フレッツ光の解約に伴い、プロバイダのメールアドレスも使えなくなります。重要なメールは、事前に別のアドレスに移行しておく必要があります。また、ホームページを開設している場合は、別のサーバーへの移転が必要です。
フレッツ光と合わせて、ひかり電話やリモートサポートサービスなどのオプションサービスを利用している場合は、別途解約手続きが必要です。オプションサービスの解約を忘れると、料金が発生し続けてしまうので注意しましょう。
手続きを進める前に、プロバイダから送られてくる資料をよく読み、不明点があれば問い合わせるようにしましょう。また、解約のタイミングを工夫することで、費用を抑えることもできます。新しい光回線サービスへの乗り換えを検討している場合は、乗り換え先の事業者に相談してみるのもよいでしょう。
まとめ
以上、フレッツ光からNURO光へ乗り換える手順と注意点をまとめました。
フレッツ光からNURO光への乗り換えは以下の3ステップで完了します。
乗り換えステップ
- NURO光に申し込む
- NURO光の開通工事を行う
- フレッツ光を解約する
NURO光は開通工事に時間がかかります。最初にNURO光を申し込み、開通されてからフレッツ光を解約してください。
その他にもフレッツ光の解約金やひかり電話の引き継ぎ条件など、確認事項がいくつかあります。
NURO光に乗り換える前に、本記事で解説している確認事項を必ずチェックしてくださいね。