「ドコモ光の料金っていくらなの・・?」
ドコモ光は大手キャリアのドコモが運営する光回線サービスです。
最大の特徴は、ドコモスマホとセット割が適用できること。ドコモユーザーならドコモ光を安く利用できます。
この記事では、ドコモ光の料金プランについて詳しくまとめました。気になる工事費、セット割、初期費用も解説しているので、ぜひ参考にして下さいね。
【マンション・戸建て】ドコモ光の料金プラン
ドコモ光の料金プラン(プロバイダ料込み)は以下の通りです。
料金プラン
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
月額料金 ※プロバイダ料込み |
5,720円 | 4,400円 |
初期費用 | 3,300円 | |
工事費 | キャンペーンで無料 |
|
契約期間 | 2年 | |
解約金 | 5,500円 | 4,180円 |
両タイプともに自動更新ありの2年契約が基本です。2年に1度の更新月以外のタイミングで解約すると、解約金が発生します。
工事費については、2024年3月現在、キャンペーンで無料となっています。詳しくは、後述する「ドコモ光の工事費はキャンペーンで無料」を参照してください。
プロバイダ料金は込み
掲示されているドコモ光の月額料金はプロバイダ料込みとなっています。この金額から、さらにプロバイダ料が上乗せされることはないので安心してください。
なお、上記の料金表(戸建て・マンションタイプ)はいずれも2年契約でタイプAのプロバイダを選んだ場合の料金です。
ドコモ光のプロバイダはタイプAとタイプBがあり、それぞれ料金が異なります。タイプAの方が安くてお得であり、あえてタイプBを選ぶメリットはありません。
1ギガ(1Gbps)が基本プラン
ドコモ光の料金プランは、
- ドコモ光 1ギガ(戸建て向け)
- ドコモ光 1ギガ(マンション向け)
- ドコモ光 10ギガ(戸建て・マンション向け)
に分かれます。1ギガとは最大速度が1Gbpsとの意味です。
ほとんどの人は、この1ギガプランに契約します。10ギガは料金が高くエリアが限られている上、周辺機器も10Gbps向けに合わせる必要があるため一般の人は契約しません。
高い?ドコモ光と他の光回線を料金比較
ドコモ光の月額料金は、光回線の中では安いのでしょうか。他の主要な光回線と比較してみました。
光回線 | 月額料金 | マンション |
---|---|---|
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
NURO光 | 5,200円 | 2,090円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
auひかり | 5,610円 | 4,455円 |
楽天ひかり | 5,280円 | 4,180円 |
GMO光アクセス | 4,928円 | 3,883円 |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 |
ドコモ光は他社と比べて標準的な料金です。
ただし、ドコモスマホとセットなら割引が適用可能。スマホとネットのトータル料金では他社より安くなります(詳しくは後述)。
また、フレッツ光をお使いの人も、ドコモ光に乗り換えることで安くなります。
ドコモユーザーはドコモ光セット割でさらに安い
ドコモユーザーならドコモ光セット割が適用されて、スマホ代が最大1,100円割引されます。
対象プラン
- 5Gギガホプレミア
- 5Gギガホ
- ギガホプレミア
- ギガホ
- 5Gギガライト
- ギガライト
5Gギガライト/ギガライトのステップ2(~3GB)は550円割引で、その他のプランは1,100円の永年割引となっています。
さらに、家族でドコモのスマホを利用している場合は、家族全員に割引が同時適用されます。離れて暮らしている家族にも適用OKです。
家族でドコモのスマホを使っているなら、光回線をドコモ光に変えたほうがお得です。
ドコモ光とドコモスマホを併用した際の料金シミュレーション
ドコモ光をドコモとセットで利用した場合の料金をシミュレーションしてみましょう。
一人暮らしの場合
まずは1人暮らしの場合です。以下の条件で料金をシミュレーションしてみました。
- 集合住宅で1人暮らし
- スマホはドコモの5Gギガホ プレミアを利用
- 支払いはdカード
ドコモ光の月額料金 | 4,400円 |
---|---|
5Gギガホ プレミアの月額料金 | 7,315円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 |
dカードお支払割 | -187円 |
合計 | 10,428円 |
月額料金の合計は10,428円となりました。ドコモ光とドコモのスマホをセットで利用すると、ドコモ光セット割で1,100円の割引を受けられます。
ドコモのスマホを利用しているなら、光回線はドコモ光がおすすめです。
4人家族の場合
続いては4人家族の場合です。以下の条件で料金をシミュレーションしてみました。
- 戸建て住宅で4人暮らし
- スマホはドコモの5Gギガホ プレミアを利用
- ドコモのスマホで家族割引を組んでいる
- 支払いはdカード
ドコモ光の月額料金 | 5,720円 |
---|---|
5Gギガホ プレミアの月額料金 | 7,315円 |
みんなドコモ割 | -1,100円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 |
dカードお支払割 | -187円 |
1人あたりのスマホ代 | 4,928円 |
家族4人の通信費合計 | 25,432円 |
みんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払割により、5Gギガホ プレミアを4,928円で利用できます。家族4人のスマホ代とネット代を含めると、月額料金は25,432円です。
ドコモ光にすることで、みんなドコモ割・dカードお支払割を合わせてトータル9,548円もの割引を受けられますよ。
ドコモ光の工事費はキャンペーンで完全無料
通常なら、ドコモ光の工事費は戸建てタイプで19,800円、マンションタイプで16,500円の料金がかかります。
しかし、ドコモ光では工事費が無料になるキャンペーンを恒常的に行っており、2024年3月は無料となっています。
今から契約する人はラッキーと言えるでしょう。初めてドコモ光に申し込む人なら誰でも利用可能です。
こちらの工事費無料キャンペーンは、契約縛りなどの条件はありません。工事費は完全無料です。
ドコモ光のプロバイダはタイプAのGMOとくとくBBが一番お得
ドコモ光のプロバイダは、タイプA・B・Cに分かれます。結論から言うと、タイプAのプロバイダを選ぶべきです。
タイプBはタイプA・Cより月額料金が220円高くなります。割高だから速度が速くなるといったこともありません。
タイプBは割高
月額料金 |
||
---|---|---|
マンション | 戸建て | |
タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
タイプB | 5,940円 | 4,620円 |
また、タイプCは提携ケーブルテレビのサービスを利用中の人が申し込めます。
主なプロバイダ一覧
タイプ | プロバイダ名 |
---|---|
タイプA | ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、BIGLOBE、ANDLINE、hi-ho、Tigers-net.com、スピーディアインターネットサービス、エディオンネット、IC-NET、BB.excite、シナプス、楽天ブロードバンド、TikiTikiインターネット、01光コアラ、@ネスク |
タイプB | OCN、@T COM、TNC、WAKWAK、AsahiNet、@ちゃんぷるネット |
タイプC | CTY、CNS、KCN、NCT、ニューメディア、テレビ小松、多摩ケーブルネットワーク、香川テレビ放送網、秋田ケーブルテレビ、伊賀上野ケーブルテレビ、上越ケーブルビジョン、射水ケーブルネットワーク、アドバンスコープ、テレビ岸和田、ケーブルテレビ富山、ケーブルメディアワイワイ、ベイ・コミュニケーションズ、キャッチネットワーク、TOKAIケーブルネットワーク、KCN京都、上田ケーブルビジョン、鹿沼ケーブルテレビ |
利用できるプロバイダがたくさんあるため、迷ってしまいますね。ですが、ご安心を。
ドコモ光のプロバイダならGMOとくとくBBがベストです。GMOとくとくBBには、以下の3つのメリットがあります。
- 高額キャッシュバックを受け取れる
- v6プラス対応で高速通信が可能
- 高性能Wi-Fiルーターを無料レンタルできる
- 他社の解約違約金を最大20,000円まで還元してくれる
最も大きいのが高額キャッシュバックです。GMOとくとくBBのキャンペーンページから申し込めば受け取れます。
最大額をもらうにはオプション契約が必要ですが、オプション契約なしでも5,500円のキャッシュバックを受け取り可能です。
また、GMOとくとくBBは次世代の通信方式であるv6プラスに対応しています。同じドコモ光でも、v6プラスに対応していないプロバイダより通信速度が速いです。
なお、v6プラスを利用するにはWi-Fiルーターもv6プラスに対応していないといけません。
手持ちのルーターが対応していない場合は買い替えが必要ですが、GMOとくとくBBならv6プラス対応の高性能Wi-Fiルーターを無料でレンタル可能です。
ドコモ光の解約金は1か月分の月額料金
ドコモ光は2022年7月にサービス内容が改定され、解約金が1ヶ月分の月額料金相当に変更されました。
料金プラン | 改定後 | 改定前 |
---|---|---|
戸建て | 5,500円 | 14,300円 |
マンション | 4,180円 | 8,800円 |
ドコモ光 ミニ | 2,970円 | 14,300円 |
いずれのタイプも、改定前の半額以下まで減っています。これなら、万が一解約金が発生するタイミングで解約することになっても安心ですね。
ドコモ光でWiFiを利用するには別途料金はかかる?
ドコモ光でWiFiを利用する際、追加料金等はかかりません。ただし、無線LANルーターを持っていない場合は別途無線LANルーターを用意する必要があります。
無線LANルーターを用意する方法は主に2つです。
- プロバイダからレンタルする
- 家電量販店やネット通販などで購入する
プロバイダによっては無線LANルーターを無料でレンタルできます。例えばGMOとくとくBBでは、ドコモ光を申し込むと高性能な無線LANルーターのレンタルが無料です。
ドコモ光の初期費用と日割りの有無
ドコモ光の初期費用は、事務手数料3,300円がかかります。新規契約はもちろん、事業者変更・転用で乗り換える場合も必要です。
初月のプラン料金は日割り計算されます。どのタイミングで契約しても損しません。仮に、20日に契約したとして30日が月末なら初月料金は10日分しかかかりません。
ドコモ光電話&テレビのオプションに加入できる
- ドコモ光電話:月額550円
- ドコモ光テレビ:月額825円
ドコモ光を契約するとドコモ光電話とテレビのオプションに加入できます。
ドコモ光電話は月額550円で利用可能です。番号ポータビリティにより、現在の電話番号をそのまま利用することもできます。
ドコモ光テレビでは月額750円で地デジやBS/CSが視聴可能です。
地デジおよび衛星方法のアンテナ不要なので、アンテナを設置していない人は契約しましょう。
注意!ドコモ光の10ギガプランとドコモ光ミニはおすすめできない
ドコモ光には最初に紹介した基本プラン(1ギガプラン)以外にも、
- 10ギガプラン
- ドコモ光ミニ
が用意されています。結論から言うと、この2つのプランはおすすめできません。
10ギガプランは対応エリアが狭すぎる
月額料金:6,380円~
10ギガプランは最大10Gbpsの通信速度を利用できるプランです。理論上ではありますが、単純計算で1ギガプランの10倍の通信速度です。
月額料金はタイプAのプロバイダが6,380円、タイプBのプロバイダが6,600円となっています。
10ギガプランの速さは魅力ですが、対応エリアが非常にデメリットがあります。エリアは徐々に広がっていますが、全国区になるまでには、しばらく時間がかかるでしょう。
東京、大阪、名古屋など都市部に集中しているため、地方の方があまり利用できないのもデメリットです。
さらに、Wi-FiルーターやLANケーブルなど周辺機器も10Gbpsに対応させる必要があります。10Gbps対応製品は種類が少なく、価格も高いです。
その他、ドコモ光電話が利用できないデメリットもあります。
ドコモ光ミニは料金がむしろ高い
月額料金:2,970円~
ドコモ光ミニは利用したデータ通信量に応じて、2段階に料金が変動する戸建て専用プランです。
従量制の料金プラン
データ通信量 | 料金 |
---|---|
200MB以下 | 2,970円 |
200MB~1,200MB | 2,970円+10MBにつき33円 |
1,200MB以上 | 6,270円 |
月に200MB以下しか使わなくても、最低料金は2,970円かかります。しかも、この料金とは別にプロバイダ料も発生します。
200MBは非常にデータ容量が少なく、用途としてはメールくらいしか使えません。1,200MBを超えると、割高な6,270円に。
しかも、最大通信速度が100Mbpsと遅いです。
ほとんどインターネットを利用しないなら光回線はそもそも不要です。ネットをたくさん使いたいなら、基本プランを契約すべきでしょう。
ドコモ光ミニは中途半端なプランで、存在意義がよく分からず。まったくおすすめできません。
まとめ
以上、ドコモ光の料金プランについて解説しました。
ドコモ光の月額料金は戸建てが5,720円、マンションが4,400円です。
標準的な価格ですが、ドコモスマホとセット契約なら最大1,100円の割引を受けられます。ドコモユーザーなら、ドコモ光を一番に検討しましょう。
プロバイダについては、キャッシュバック・V6プラス対応・Wi-Fiルーターレンタルの観点からGMOとくとくBBをおすすめします。
工事費は、現在キャンペーンで無料に。初期費用は、契約事務手数料3,300円となっています。