ドコモ光を契約する際に、自宅が対応エリアに入っているのかどうかあらかじめ確認できないと不安ですよね。
ドコモ光はフレッツ光と共通であることから、対応エリアは北海道から沖縄まで幅広い地域となっており、基本的には日本国内ほとんどの場所が対応エリアに含まれます。
ほとんどの場所が対応エリアなので、人口カバー率は実に95%を超えています。
特に都市部に住んでいるなら、ドコモ光が契約できない可能性は圧倒的に低いでしょう。
しかしながら、一部の地域や建物では利用できない場合もあります。また、10ギガプランは現時点では提供エリアが限定的なので、申し込み前に十分な確認が必要です。
そこで今回の記事では、
- ドコモ光の対応エリア
- ドコモ光提供エリアの検索方法
について詳しく紹介していきます!申し込み前に不安な方は、ぜひ参考にして下さいね。
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ドコモ光の対応エリアとは
ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスです。高速インターネットを利用したい人にとって魅力的なサービスですが、対応エリアがどこまで広がっているのか気になるところですよね。
ここでは、ドコモ光の対応エリアについて詳しく解説します。
NTT東日本/西日本エリアで利用できる
ドコモ光の対応エリアは、基本的にNTT東日本とNTT西日本のフレッツ光提供エリアと同じです。NTTのフレッツ光は、全国でもっともカバー率の高い光回線で、対応エリアのカバー率は95%以上にも及びます。
2024年9月時点、北海道から沖縄まで47都道府県で提供されています。つまり、ほとんどの地域でドコモ光を利用できると言えるでしょう。
ただし、一部のサービスタイプ(タイプC)は除外されます。タイプCは、ケーブルテレビ回線を利用したサービスで、提携しているケーブルテレビ局のエリアでのみ提供されています。
都市と地方の対応状況
ドコモ光は、都市部だけでなく地方でも幅広く利用可能です。ただし、山間部や離島など、一部の地域ではエリア外となることもあります。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、建物の設備状況によっては利用できない場合もあります。物件によっては、光ファイバーではなくメタル回線(アナログ回線)での提供となり、最大100Mbpsの速度制限がかかることがあるので注意が必要です。
1ギガと10ギガプランでエリアは異なる
ドコモ光には、最大1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と、最大10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」の2つのプランがあります。このうち、10ギガプランの提供エリアは1ギガプランよりも限定的です。
10ギガプランは、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県などの一部地域でのみ提供されています。対応エリアは順次拡大される予定ですが、現時点では限られた地域でしか利用できません。
エリア拡大の予定
ドコモ光の対応エリアは、今後も拡大が見込まれています。特に10ギガプランについては、NTT東西エリアの提供エリアを中心に順次拡大する予定となっています。
1ギガプランについても、徐々にエリアが広がっていくと考えられます。ただし、具体的なエリア拡大のスケジュールは公表されていないため、最新の情報をこまめにチェックしておく必要があります。
ドコモ光とフレッツ光は同じなのか?
ドコモ光はフレッツ光と対応エリアが共通しているため、日本全国幅広い地域で契約・利用が可能です。
その理由としてはドコモ光がフレッツ光とセット展開しているサービスであるためです。回線もフレッツ光の回線網を使用しています。
ではドコモ光とフレッツ光は同じなのでしょうか?どちらもNTTグループが提供する光回線サービスですが、いくつかの違いがあります。
- サービスの提供元
フレッツ光はNTT東日本・西日本が直接提供するサービスです。一方、ドコモ光はNTTドコモがフレッツ光の回線を借りて提供する、光コラボレーションモデルのサービスです。 - 月額料金
ドコモ光の月額料金は、回線利用料とプロバイダ料金がセットになっています。一方、フレッツ光は回線のみの料金で、プロバイダとは別途契約・支払いが必要です。そのため、ドコモ光の方が総合的に安くなる傾向にあります。 - キャンペーン
ドコモ光は、工事費無料や高額キャッシュバックなどのキャンペーンを頻繁に実施しています。一方、フレッツ光の場合は、提供元のNTT東西が直接キャンペーンを行うことは少なく、プロバイダ側のキャンペーンが中心です。 - セット割引
ドコモ光では、ドコモのスマホとセットで契約することで、スマホ料金が最大1,100円割引になります。フレッツ光にはこのようなスマホとのセット割引はありません。
以上のように、ドコモ光とフレッツ光は、基盤となる光回線は同じですが、サービスの提供形態や料金体系、キャンペーンなどに違いがあります。一般的には、ドコモユーザーでインターネットとプロバイダをセットで契約したい人は、ドコモ光の方がおトクになるケースが多いと言えるでしょう。
ただし、フレッツ光ならではのメリットもあるため、自分のニーズに合わせて選ぶことが大切です。例えば、フレッツ光はプロバイダの選択肢が広いため、特定のプロバイダを使いたい人はフレッツ光を選ぶのもよいでしょう。
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ドコモ光の提供エリアを確認する方法
ドコモ光は、NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスです。
そのため、提供エリアはフレッツ光の公式サイトから確認することが可能です。
東日本・西日本ともに、
- 公式サイトにある提供エリアの確認サイトで
- 郵便番号等の情報を入力すれば
ドコモ光を利用できるかどうかすぐにわかります。
対応エリアの確認手順
公式サイトからドコモ光の提供エリアを確認する場合は、以下リンクから行なうことができます。
NTT東日本のサイトでは、「フレッツ光 提供エリア検索」のページから住所や郵便番号を入力することで、エリア判定ができます。一方、NTT西日本のサイトでは、「フレッツ光 エリア検索・お申し込み」のページから同様の手順で確認が可能です。
手順1:調べたいエリアの都道府県を選択
手順2:市町村を選択して次へ
手順3:字(あざ)を選択して次へ
手順4:番地を選択して次へ
といったように住所を細かく設定して、対応エリアか否かを確認することが可能です。
NTTの公式サイトでエリア検索をする際は、以下の点に注意しましょう。
- マンションやアパートの場合は、建物名や号室まで正確に入力する
- 「○○ビル」や「○○マンション」など、建物の種類も正しく選択する
- 検索結果が「提供可能」でも、建物の設備状況によっては利用できない場合がある
また、検索の結果「提供不可」と表示された場合でも、将来的に利用可能になることもあります。定期的にエリア検索をして、最新の状況を確認しておくことをおすすめします。
10ギガ対応エリアも同時に分かる
ドコモ光には、最大通信速度が1Gbpsの通常プランと、10Gbpsの高速プラン「ドコモ光 10ギガ」の2種類があります。10ギガプランは、通常プランよりもさらに限定的なエリアでの提供となっています。
NTTの公式サイトでエリア検索をすると、ドコモ光の通常プランだけでなく、10ギガプランの提供状況も同時に確認できます。
検索結果に「10ギガ対応(10G品目対応)」と表示されていれば、その住所では10ギガプランの利用が可能です。逆に、その表示がない場合は、たとえ通常プランが利用できるエリアでも、10ギガプランは利用できません。
例として上記画像のエリアなら10ギガは非対応です。
10ギガプランを検討中の方は、エリア検索の際に10ギガ対応の有無もしっかりチェックしておきましょう。対応エリア外だった場合は、通常プランへの加入を検討するか、エリア拡大を待つ必要があります。
エリア確認に関するお問い合わせ窓口
ドコモ光の提供エリアについて、NTTの公式サイトで確認できない場合や、判定結果に疑問がある場合は、問い合わせることもできます。
ドコモでは、ドコモ光の総合窓口である「ドコモインフォメーションセンター」を設けています。電話やチャットで、エリアに関する質問を受け付けてくれます。
- 電話番号:0120-800-000(年中無休 9:00~20:00)
- チャット受付:My docomoアプリまたはウェブサイトから利用可能
オペレーターに住所や建物名を伝えることで、より詳しいエリア情報を教えてもらえます。建物の設備状況など、NTTの公式サイトでは分からない点も確認できるので、納得いくまで相談してみるのがよいでしょう。
ただし、問い合わせの結果はあくまで「現時点での情報」です。実際の工事の際に、設備の状況などで利用不可と判断されるケースもあります。その点は念頭に置いておく必要があります。
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自宅がドコモ光のエリア外!検討したい対処法
自宅がドコモ光の対応エリアではなかった、ということも考えられます。この場合はいくつかの対処方法があります。
ドコモ光に対応している物件に引っ越す
1つ目はズバリ、ドコモ光に対応している物件への引っ越しです。
筆者の体験談となりますが不動産で引越し先を探す際、「フレッツ光が使える家に引っ越したい」と話すことで担当の方が目的の物件を探してくれました。
実際に今は「ドコモ光」を使える家に引っ越せています。
日本全国に対応しているドコモ光なので、希望を出せばおそらく対応する家や部屋を見つけられることでしょう。
またドコモ光では回線の取り付け工事も行っているので、もし対応エリアに入っているのであれば新規で取り付けも可能です。
ホームルーターやWiMAXで代用する
ドコモ光のエリア外だった場合は、ホームルーターやWiMAXの利用もおすすめです。
ホームルーターは、モバイル回線を使ってインターネットに接続する据え置き型のWi-Fiルーターです。コンセントに挿すだけですぐに使えるため、ドコモ光のような開通工事は不要。届いたその日からインターネットを利用できます。
またホームルーターは、光回線ほどの速度や安定性はありませんが、モバイルルーターよりは電波が安定しています。また、引っ越しの際も手続きが簡単で、すぐにネット環境を再構築できるメリットがあります。
もう一つの選択肢が、WiMAXです。WiMAXは、高速で大容量の通信が可能なモバイル通信サービス。ギガ放題プランなら、月間のデータ通信量に制限がなく、使い放題で利用できます。
WiMAXにはモバイルルーターとホームルーターの2種類があり、外出先でも自宅でも快適にインターネットを楽しめます。通信速度は下り最大1.2Gbpsで、動画のストリーミングも問題ありません。
エリア拡大の要望を出しておく
フレッツ光では提供エリア拡大の要望を出すことができます。
具体的な方法は以下の通りです。
- フレッツ光の提供エリア検索で、自分の住所が提供エリア外だった場合、「ご指定の住所では現在フレッツ光をご利用いただくことができません。ご利用希望登録をうけたわまります」と表示されます。
- その画面で「利用希望登録」のボタンをクリックすると、利用希望登録フォームに進みます。
- 利用希望登録フォームに必要事項を入力し送信すると、NTT東日本・西日本にエリア拡大の要望が伝わります。
- 要望が多数寄せられたエリアから、順次提供エリアの拡大が検討されます。
ただし、利用希望登録をしても必ずエリア拡大されるとは限りません。設備状況などによっては、すぐには対応が難しい場合もあります。
また、自治体などを通じて地域からまとまってエリア拡大の要望を出すことで、検討が前進するケースもあるようです。
将来的に改善され、今の家でもフレッツ光が契約できるようになるかもしれません。
ドコモ光のエリアに関するQ&A
エリア内でも建物によっては利用できないことはある?
ドコモ光の対応エリアは47都道府県と日本全国になります。フレッツ光と全く同様です。
とは言え、絶対に誰でも契約できるわけではありません。
住んでいる都道府県は対応エリアに含まれていても、「建物自体がフレッツ光に未対応なケース」があるためです。
特に住んでいる建物(マンション)が
- 地元のケーブルテレビや
- auひかりなど他社の光回線サービス
といった他の光回線サービスと提携をしている場合、フレッツ光(ドコモ光)が利用不可である可能性が高いでしょう。
また隣のアパートではドコモ光を契約できるのに、自宅だけはドコモ光に未対応、というケースもあり得ます。
この場合、マンションの管理人に直接交渉すればドコモ光を契約できる可能性があります。その際に「引っ越し時の撤去作業が必要かどうか」も確認しておくと良いでしょう。
地域全体で光回線が敷設されてない時がある!?
特に地方に住んでいる人の場合は、地域全体で光回線が敷設されていないために、ドコモ光に未対応なこともあるでしょう。
地域に光回線が敷設されてるかどうかは、事前にフレッツ光の対応エリアを確認しておくことで解決できます。
ひかりTVなど特定のサービスは未対応って本当?
ドコモ光そのものには対応していても、ドコモ光で契約できるサービスの一部には対応していないケースがあります。
例えば、「スカパー!」や「ドコモ光テレビオプション」は、一部地域では契約することができません。執筆時点で、利用可能な地域は以下の通りです。
東日本エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県、山形県、岩手県、福島県、宮城県、北海道の各一部 |
---|---|
西日本エリア | 大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、石川県、富山県、福井県、広島県、岡山県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、沖縄県の各一部 |
利用したいサービスの対応状況についても、あらかじめチェックしておきたいところですね。
速度が出ない建物は交渉できる?
可能です。
筆者が以前ドコモ光を契約していた時は通信速度が100Mbpsまでにしか対応していませんでした。
しかし現在のマンションに引っ越す際、通信速度を改善する工事をしてもらったことでドコモ光で最大1Gbpsの通信速度が出るようになりました。
このように建物によっては、速度制限があっても交渉次第では解決できる可能性もあります。
光回線の最大速度が1Gbpsと100Mbpsとでは、動画再生や大容量データをダウンロードする時に大きな差があるため、交渉で解決できるのであれば儲けものでしょう。
対応エリアの平均速度は?
ドコモ光の平均速度は、プロバイダによって若干の違いがありますが、およそ300Mbpsとなっています。
以下、ドコモ光で特に人気のプロバイダであるOCN インターネットとGMOとくとくBBの計測結果です。
平均速度(1ギガプラン)
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
全体平均 | 305.97Mbps | 282.69Mbps |
有線接続 | 421.43Mbps | 28.02Mbps |
無線接続 | 228.44Mbps | 217.59Mbps |
GMOとくとくBBは直近の計測結果をエリア別で公表している
自分の地域でドコモ光の平均速度を確認する方法として、GMOとくとくBBの特典ページが便利です。
特典ページにアクセスしたら「次世代技術v6プラス採用!」の解説図の直下にある、「 ▶ GMOとくとくBB速度の秘密ページへ 」ボタンをクリックします。
ドコモ光 × GMOとくとくBBによる、「地域別の速度確認画面」が表示されるので、自分の地域に該当するブロックをクリック。
すると、任意の地域の速度を確認することができます。
この方法にて自分の地域でドコモ光はどのくらい速度が出るのか、あらかじめ確認することができます。ぜひ導入前に一度チェックしてみてください。
エリア検索後、どこで契約すればいい?
提供エリア内であることが確認できたら、申し込みに進むかと思います。
ドコモ光はドコモショップなどで契約できますが、契約窓口は豪華な特典が貰えるプロバイダがおすすめです。
ドコモ光のおすすめプロバイダはOCN インターネット
ドコモ光の利用にはプロバイダ契約が必須です。プロバイダには独自の特典や通信技術があります。
初心者が20社以上のプロバイダを選ぶのは困難です。しかし、プロバイダ選びで特に重要となる3つの指標(キャッシュバック・ルーターレンタルの有無・通信速度)に絞れば候補は限られます。
2024年9月時点では、OCN インターネットが最もおすすめです。OCN インターネットは、ドコモが提供する公式プロバイダです。
公式提供なので安心してドコモ光を利用できることに加えて、高額キャッシュバックやWi-Fi接続で必要なルーターの無料提供などの特典があります。
OCN インターネットを選ぶべき理由
- ドコモ公式のプロバイダなので安心できる
- 高額キャッシュバックをスピーディに受け取れる
- 自分で別途用意が必要なルーターを実質無料で貰える
- 全国対応の訪問サポート(初回無料)で接続設定を手伝ってくれる
- セキュリティソフトを無料で利用できる(12カ月)
- 高度な速度アップの取組みを行っている
まず、キャッシュバック内容は以下の通りです。
キャッシュバック内容(新規契約の場合)
- 1ギガプラン:最大37,000円キャッシュバック+2,000ポイント還元
- 10ギガプラン:最大55,000円キャッシュバック+17,000ポイント還元
キャッシュバックの受け取りはオプション加入など複雑な条件は一切不要。開通から4か月後を目安に、指定の口座に振り込んでくれます。
また、IPv6通信に対応したWi-Fiルーターを無料で利用可能。レンタルとなりますが1年経過すれば返却不要なので、実質無料で貰えると考えてOKです。
その他、OCN インターネットの独自特典として無料の訪問サポートを初回無料で利用できます。開通後の初期設定について、スタッフに対面で質問可能。
インターネットだけでなく、メールやアプリに関する質問もできますよ。詳しい特典内容はOCN インターネットの公式サイトをご覧ください。
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まとめ
- ドコモ光(NTT光回線)は人口カバー率95%以上
- ドコモ光はフレッツ光の対応エリアでエリア検索ができる
- 通信速度が遅くても改善要望が可能
ドコモ光の対応エリアはフレッツ光と共通なので、日本全国幅広い地域で契約できます。ドコモ光への加入を検討する際は、必ずエリア判定を行い、利用可能な状況にあるか確かめましょう。
しかし建物や場所によっては、導入を阻まれる恐れもあります。
まずは光回線を導入しようと思っている場所が、
- 対象エリアになっているのか
- マンションが光回線導入に寛容なのか
あらかじめ確認しておくと良いでしょう。ドコモ光を使って、ぜひ快適なインターネット通信を楽しみましょう!